我が家の父

トチイ 青

第1話何かあった時の保険です

我が家の父は、見た目が良い。


でも、自分をよく見せるためには、平気で人を貶める。嘘が平気で、悪いことは、みんな周りに押し付ける。

さらにジャイアンの様に、自分の物は自分の物、他の家族の物も自分の物。


私が、祖父からお小遣いを貰ってゲームしたら、そのお金も自分の物だって怒って殴られて、家を追い出されました。その時は、本当に怖くて、祖父の家まで歩いて行きました。


酒癖も悪くて、他人の家に入って暴れて警察沙汰になる度に、母が謝りに行っていました。本人は、一度も、謝罪に行ったことはありません。


普通に生活するのに、机や椅子、冷蔵庫などの諸々の製品を買うという概念もありません。

冷蔵庫が壊れても、温水器が壊れても、自分が払う事はなかったです。

家の家具類家電製品は、娘や孫に苦労させたく無い母親の両親が全て購入してくれたいました。


祖父が亡くなってからは、遺産から購入していました。


最低限のお金しか、私たちに渡していなかった上に、その中で色々我慢させられた中で貯めた将来の貯金も、父が作った借金んで消えてしまいます。


そんな感じだから、私が高校生の時、母が倒れて入院しました。

私の食費も考えず、電気ガスの光熱費も考えず、自分は毎日外食していました。もちろん、家の事は何一つしません。私は、母の入院による世話も、畑も、学校も、家の中のことも全てしないといけませんでした。それどころか、女の子だから、ちゃんと家の事をしろって言われました。


大人になってからも、あげていくときりが無いですが、一千万の借金を作って、家を売ることになったり、定年退職のお金を見越して、また多額の借金を作っていました。なので、退職金額がかなり減りました。


私が、車を購入しようとしたら、お店に怒鳴り込んで脅迫したので、買うことが出来ませんでした。そんな金があるなら養育費として寄越せって言われました。





何故、今これを書いているかというと、父の行動が怖いからです。


ここ最近、お菓子を食べてはいけない母に、我慢できずに食べてしまう様にもっていく。忙しい時に追い討ちをかける様に、母の用事を増やすのです。そして、母が倒れて大怪我をする事が、何度も起こっています。




出来るだけ、父に振り回されない様に母に言うのですが、今度こそは大丈夫かもしれないと言ってわ、結局大怪我をしたり、病気になって倒れたりするのです。


病院代に対しても、罪悪感を与える様な事を母に言うので、我慢することもあります。



もし、母が死んだり私が死んだりすることがあるなら、父によるものの可能性があるので、遺産は、父に絶対渡したくありません。


小学生の頃えんぴつ一つ買うにも買ってもらえなくて、友達が離れて行った時、自分は、何十万というお金を、使っていた上に借金。働いて稼いだお金以上にお金を使う人が、養育費なんて、父のお金で出来るはずないじゃないですか。家具だって、車だって、服だって、母の祖父のおかげです。


母が、父と出掛けて帰って来ないと、本当に心配です。


何も無いのが1番ですが、万が一の為にこれをあげておきます。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

我が家の父 トチイ 青 @usagiao

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る