宇宙デカトシヒコ!! ゲルマクー編 22 帰ってきたら大変なことになっていた地球 4

人類側の拠点を一つにまとめて、籠城する作戦。そして敵がしびれを切らしてくるのを待っていた。



しかし、敵の動きがないまま、こちらは、3つの人類側の拠点と、合流した。。



「しかし、敵の動きが無いですね、不気味な位。」

「3拠点程度では、脅威にならないのか、それとももう必要な人材を確保しているかだな」

「籠城しても、敵が来ないなら、物資が減るだけか....200年分はあるけど」

「少し、攻勢に出てみますか?調査もかねて」



「う~ん、少し危険かもしれないが、こっちの防衛能力も武装もそろっているし、クルーゾーさんのブートキャンプのおかげで戦闘員谷達能力も上がっている、任せても大丈夫かもしれない」



「それでは、編成を組みましょう、ジヌニーと私で先行。私の予備武装が射出できるNVに、クルーゾーさんと他、その部下が数名を雑魚寝で配置。NVが襲われた際は私のプレートを防御壁にしたり、コンテナこと防御壁にして、粘ってください、すぐ援護しに行きます。」



「あまり大きな車両で、動くと目立ちますし、少数精鋭でいいと思います。」



そして、調査を始める。





主に、昼間に調査を行う。何人かの、奴隷ガスの被害者らしき人を見かけたが、その行き先を、とりあえずシゲさんだけを残し車を降りて尾行した。

さすがに軍人身のこなしが違う、尾行もうまそうだ。

おれの、プレートは黒色に統一となって、隠密性が高くなっている。



しかし、昼間では意味がない、逆に目立つ。

尾行した結果、一か所のビルに集められて、そこからトラックへどこかへ輸送されているようだ。



ここのまま輸送先も見つけたいが、さすがに贅沢だ。



[作戦会議、輸送先の調査、近くの敵拠点の監視、もしくは制圧]

「輸送先の調査は僕が、行きます、クルーゾーさんのチームは敵拠点の監視をお願いします。もし、隙が多くく制圧で規制でも慎重に判断してください。ジヌニーに連絡を入れてくれれば、すぐに援護に戻ります」

「わたった、とりあえず、若い奴らを抑えるのに全力を尽くすよ」



ちょっと不安なことを最後にクルーゾーさんが言った気がするが気のせいだろう。



そして俺は、早速ジヌニーで、輸送車の尾行を始める。





クルーゾーさんはシゲさんとNVで、他3人の部下を付けて敵拠点を見守る。

周りを見たら、不自然に車が押し寄せていた。

クルーゾーさんは、どうやら、若い奴を抑えられなかったようだ。



「YAHAAAAAAA!!!!!」



若い奴らは、車を降り遠慮なしに、ビルの入り口に向かっていた。



「ええええぇぇぇい!!これだから悪い奴らは!!戻ったら動けなくなるしごいてやる」



こうなれば、指揮官が来るまで待っているわけにもいかず、車を降りて現場に急行する。



「シゲさん、とりあえずNVは後退させてください!!」

「おうよ!!」



シゲさんは少し不安に思いながら、軍人の肉体とヴェスバーというアドバンテージがある、そうそう負けるとは思わないが....。



「あ、怪人の事忘れてた!!あれにヴェスバーが効くとは思えない、居なければいいんだけど、居いるよなぁ.....。」



すぐに、トシヒコに援護要請を送った。



「ん、シゲさんからの援護要請だ、ジヌニーはこのまま輸送機の尾行を続けてくれ、おれはクルーゾーさんの援護に」

「了解、その代わりにチエちゃんの写真を1枚所望する。」



アイドル衣装のチエちゃんの写真をデータで送ってやった」



「こ、これは、SSSSSSSSSR」



インフレしていた。



「喜んでくれて何よりだ、ちゃんと男も乗せるようになるんだぞ」



そう言って、おれは、敵拠点に、2次元ナノスラスターを併用したダッシュで急ぐのだった。




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