転生したら乞食でした。~忍者物語~
和屋
物語設定集
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
日本のパラレルワールド的な世界。
この世界の人間にはへそ下の丹田から気力という力と心臓から呪力という力を操り魔法のような力を使える。
割合は気力が強い人間程呪力の力が弱くなり、呪力が強い人間程気力が弱いというのが基本的である。
人間の他には魔物がおり基本的にはライトノベルで出てくる魔物が中心である。
物語の舞台である大和皇国は気力を操るのに長けて武器にて戦うものを「武士」と呼び、呪力を操るのに長けて印にて術を操る者を「陰陽師」と呼んでいたが、武士により陰陽師が滅ぼされ、長く武士の世界が続く事になる。陰陽師との争いが終わると次は武士同士争い、魔物などの脅威から民を守ることをせず権力争いを続けていた。力の弱い民を魔物から守るため魔物を狩る傭兵集団「忍者」が生まれる。
大和皇国
2000年前魔物が支配する島にて人間は細々と部族を作り生きていた。そんな時ある大和という部族に族長の息子が生まれる。名前を大和武尊という。大和武尊は生まれつき力が非常に強く10歳の頃には魔物を狩り、部族の大人にも負けない最強の狩人になっていた。その力の噂を耳にした周囲の部族が大和に集まり島に初めて大和王国という国ができるのだった。
それから1000年が過ぎ人間は東北地方から九州地方を支配するまでになる。だかこの頃知能ある魔物ぬらりひょんと酒呑童子が手を組み未だ人間の未踏領域である北海道、四国の2ヵ所からから合計5万の魔物を引き連れて百鬼夜行を起こす。当時の大和国王はすぐさま王家と家臣である武士と陰陽師を引き連れて討伐に乗り出す。人間側も、数万の犠牲を出しながらなんとか首魁であるぬらりひょんと酒呑童子を倒し、魔物を四国、北海道に押し返す事に成功する。だが、戦闘の傷により王本人も王家の人間も死んでしまい、首都京都に残る5歳の王子が王を継ぐことになる。そして武士の長の「将軍」と陰陽師の長の「賢者」が王が大人になるまでどちらが政治を執り行うかで争いが起こる。
結局王が大人になってからも権力に取りつかれた武士と陰陽師は実権を渡すことなく国の祭事のみを行わせることにし、武士と陰陽師の支配が続く。この時大和王国から大和皇国と変更される。
そんな因縁を抱えて800年の時が過ぎたとき、とうとう武士の側に足利尊氏という鬼才が現れる。当時、武士の長の将軍は代々「北条家」陰陽師の長の賢者は「安倍家」が担ってきた。そこに下克上を突きつけたのが武士、足利尊氏と陰陽師賀茂忠行である。二人は10代の時から首都である京都の街を離れて魔物が住む領域で鍛えいた。そして、25歳の時にはその時代で最強の武士、陰陽師にまでなっていたのである。足利尊氏は九州の方面から北条家、安倍家に連なる家を潰して行き仲間を増やしながら京都を目指す。逆に賀茂忠行は東北方面から北条家、安倍家に連なる家を潰して行き仲間を増やしながら京都を目指す。
そして、二人が京都に着いた時には8万もの大軍でとうとう北条家、安倍家を潰して天下をとるのだった。
だが天下を取ったのは将軍になった足利尊氏だけである。賀茂忠行は足利尊氏によって討たれる。名目は王家殺しの罪。800年前のぬらりひょんと酒呑童子の百鬼夜行は陰陽師安倍晴明と安倍晴明の師匠による手引きによって行われたと断罪した。その師匠の名前こそ賀茂忠行であり現在の賀茂忠行は呪術により生まれ変わったのだといい討伐したのだった。天下を取った後は、武士に陰陽師討伐の号令を発し呪術に関しての文献も処分させた。
そうして武士の時代が来たのだが、愚かな人間の争いは終わらない。今度は武士同士の争いが起こる。足利尊氏が天下をとって200年。武士の長将軍は「足利義輝」であるが。実際に実権を握るのは東大和を纏める東将細川家と西大和を纏める西将三好家である。そして物語は始まる。
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