第9話
可愛い子が来るのを待っているが・・・なかなかコノ女性!とピン!とくる女性が来ない。来ないと言うか女性自体が来ない。
店のドアが開いたと思って見たら「男性客だった」なんて言う事が度々。
あれ?これって、違う店に行った時に自分が一瞬すごい視線を浴びた時の逆?などと考えてると女性が来た。
待つこと20~30分ぐらいだろうか、でも、いたって普通の女性だった。
しかし、他の男性客が先を争って来たばかりの女性に2ショットを申し込み!?なんだか面白いので男性客の動きを見ることにした。
来たばかりの女性は、あわただしく何人かと話してデートに出て行った。店で落ち着いてドリンクを飲む暇も無いぐらいだった。店への滞在時間20~30分ぐらい。
店員に「すごいね~いつもあんな感じなの?」と聞いてみると。「だいたい、動きが無くマッタリしている時に新たに女性が来ると、あんな感じです」と。
「でも直ぐにデートに行ったけど、今いる女性は?」とさらに質問。「あっ!今いる女性も店に来た時はあんな感じでした。しかし、その時に2ショットで話した男性と話が合わなかったみたいでデートに行かなかったんです。どうですかコノ女性は?」と薦められた。
「あれ?俺って、話すのが苦手では?でも、店員と軽い感じでイマサッキ話したよな~」「男だから何となく出来たのかな~」と思いながら「コノ女性ですか・・・ なんだかピン!と来ないな~」と適当な事を言って断った。
やはり話すんだったら、可愛い子がいいし。何となくピン!と来る子がいい。
と言うわけで、さらに待つことにしが・・・来ない。来ない。
こりゃ~ダメだな!諦めて帰ろうかな~と思った時に店のドアが開いた。
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