出会い喫茶物語
ニート「キムチ」
第1話
自分は、無職。チョッと昔までは、フリーターと言われていた。今は、ニートと呼ばれている。
でも、今はアルバイトもしてない。ほんの何年か前までは、掛け持ちでアルバイトをして、遊ぶ暇がないぐらいだった。
おかげで貯金が貯まり、少し株に手を出した。そしたらなんと!大儲け!?
「これが不労所得というものか!」今では、貯金のほとんどを株に注込み株で収入を得ている。
俗に言う「デイトレダー」です。
でも、自己紹介する時は「無職」カッコヨク言って「ニート」止りになってしまう・・・・
こんな自分ですが、ある時ネットサーフィンをしていたら「出会い喫茶」と言うものが有るのをしった。
ホームページを見てみると・・・男女の出会いの場を提供する喫茶店らしい。そして、お互いに良かったらその後の発展もあるらしい。
そう言えば、今まで片思いはあったけど「彼氏・彼女」の関係になった事は無かった。
まっ!自分には、彼女なんて無縁な存在と考えていた。
喫茶店で出会いがあるなら、暇潰し&物珍しさでコーヒーぐらい飲みに行くか!そして、上手くいったら彼女ができるかも?と考えお店に向かった。
ホームページを見ると、お店は自分の家から電車で数分の所らしい。
そこは、週末になると買い物客でごったかえす所だった。
店に入ると普通の喫茶店と雰囲気が違う。コーヒーの香もしない。それに店員がスーツを着たいた。
店員から一通りの説明を聞いてみると、男女共に会員制で別々のエリアに別れて男性から気に入った女性がいたら店員に声を掛けて、2ショットの場を設けてもらうらしい。そして、2ショットで話をしてお互いに良かったらデートに出かけるようである。
出会いの無い自分にとっては、面白そうなので早速会員登録をして入店する。
入店してコーヒーを注文したら・・・「自販機で缶コーヒーを購入してください」だって(ありゃ?)
喫茶店なのに自販機とは!?それに缶コーヒーの値段が200円!?いや~参りました。
とりあえず購入して、しばらく様子を見る事にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます