童謡に触れるは知新に繋がり
Libra
大きなのっぽの古時計
我々は、童謡に一度は触れる。
幼き頃か、はたまた大人になってからかはしらん。
しかし、童謡には様々な俗説や由来、歴史がある。
これは私がしらべ、考える童謡の答えである。
─チクタクチクタクチクタクチクタク
この音を聞いて何を思うか。
私はとある時計の童謡を思い出す。
この曲はアメリカではポピュラーで、日本には和訳版がある。そりゃそうだと言われればそれまでだが。
日本のと違う箇所はおじいさんの生きた年数だ。
日本では100年。
アメリカでは90年。
ここではアメリカの歌詞を参考として書かせていただこう。
ある日イギリスに旅行へ行った。
ダラムというところにある「ジョージ」
その時計が持ち主のおじいさんが90年間生きている間ずっと動き続けていたらしい。
だがそのおじいさんがしんだ。
その時計はおじいさんと運命を共にしたかのようにパタリと動きを止めた。
過去には戻れないようにその時計は動きを止めたまま修理もできなかった。
つまるところ、その時計は亡くなってしまったおじいさんと共にあの世(まあ多分天国でしょう)に行ったのであった。
しかしこの大きなのっぽの古時計にはアンサーソングが存在するのを知っているだろうか。
悲しきことにその時計は、新しい時計が来ると古時計はガラクタ屋へ売り払われた。
挙げ句の果てにバラバラに解体されたというのだ。
それを嘆く孫といったふうな歌詞だ。
こんな悲しき歌が流行るはずもなく、私たちの中でもこのアンサーソングを知ってる人は少ないのであろう。
この童謡は我々馴染み深い絵本にだってなっている。
一度はみたことがあるとは思う。いやまあ、絵本に触れてないとなれば分からないけれども。
これを見た人よ、たまには在り来りな流行りの曲ではなく、自分の幼き頃にきいた童謡に触れるというのも悪くないのでは無いか?
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