航海に出て3日。合間に発見した孤島に立ち寄り、新船の点検や整備をしてどうにか辿り着いた。未だ地名が明確でないここはまず、目標にしていた北の最も広い地として認識してよいだろう。

「あなたの両親がいるの?」

「......分からない」

「いたとして、会ってくれんのか?」

「そもそも会って平気なのかよ......」

それも分からない。それに、来たのは両親の事だけではない。ここで出会った友達を、幸せにしに来たのだ。




❇︎あとがき❇︎

大冒険の長編を「小説家になろう」で公開しています。

主に環境問題をテーマにした、自分を見つける4人の主人公の活劇になっていますが、結構先のことまで想像してたりするんですよね。

最近、「旅」をテーマにしたコンテストを見つけたので、それに向けた200字をまずは書いてみたところです。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る