さようなら
君が訪れた日はいつだったか。思い出したくない気持ちに駆られる程、これまでが楽しかった。朝の束の間とはいえ、毎日想うようになった。
嫌われ者の君の、生命を最期まで全うさせる生き方が好きだ。小さなな姿で、それ以上の事をしてみせるところも。
好物がまだ残っているのに、行ってしまうのか。別れの視線が合うようで、切ない。だけど君には翼がある。また、植物の生涯を守っておやりなさい。ありがとう。そして、さようなら。
❇︎あとがき❇︎
うちに来たてんとう虫とのエピソード。
害虫ですが、中には益虫もいてるのだとか。
それでもうちにいたのは害虫でしたが、葉を食い尽くさず、花を守ってくれていたと思います。
どこかへ飛んで行くのを、見届けました。
束の間の生物学習でした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます