片想い
君を焼いてしまいたい。太陽すら敵わない君の相手になる日を、待ち焦がれている。
爽やかな笑顔に光る汗は、スワロフスキーを超えて見入ってしまう。そんな君は、どんなに傾けようと変わらない。
夢中にさせる無音に浸る。思い焦がれる、10分間の熱い世界。だが唯一、必ず巨大な邪魔が入る。
チャイムはたちまち、想いを馳せる片時の時間を打ち砕き、現実に引き戻す。憂鬱な50分間に再び、やきもきしてならない。君を見たい、と。
❇︎あとがき❇︎
いつかの初恋を思い出しながら。
当時はビーズの手芸が好きでした。そのビーズ(スワロフスキー)よりも見入ってしまう程に、その人の事を見ていましたね。
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