第4話

スイカの歌唱実技試験が始まった。

数の子以下マドンナのスタッフみながカタヅをのんで

見守っている。

「それじゃあ、スイカちゃん。行ってみよう」

プロデューサーの風間がキュウを出した。

スイカが歌い始めた。

スタジオに戦慄がはしり凍り付いた。

スイカの歌はマライアキャリーより

うまかったのだ。

「いいよ、いい、いいい、スイカちゃん。

ちょっとストップしようか」

風間がストップをかけ、数の子と

相談を始めた。

「ほかの事務所にとられないうちに、仮契約まで

結んじゃいましょう」

風間がそういうと、数の子が

スイカを呼んでソファーに座った。

「スイカちゃん、契約金として10億円だそう。

それ以上は少し待ってくれ」

スイカがその場で卒倒した。

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