アクア

 合成魔法に関して、あれからも検証を続けた。簡単な経緯と結果、それと各魔法の名称は次の通りだ。


●合成魔法の組み合わせ

 ・魔力+魔力=相乗魔力

     …【魔力量と魔力濃度の向上】即時発動

 ・(魔力+魔力)×フレア=ツインフレア

     …【相乗魔力を費やしたフレア。フレアの上位版】即時発動

 ・フレア×放出魔力=ボムフレア

     …【フレアに魔力を接触させたフレア。威力は高いが、瞬間的】数秒後発動

 ・(魔力+魔力)×フレア×再度の放出魔力=ダブルボムフレア

     …【再度の放出魔力によってフレアを爆発させる。威力は高い】六秒後発動

 ・(魔力+魔力)×ボルト=ラインボルト

     …【相乗魔力を費やしたボルト。ボルトの上位版】即時発動

 ・ボルト×放出魔力=威力減少

     …【空気抵抗により、電流の威力が減少。実用性はない】即時発動

 ・フレア×ボルト=個別現象

     …【互いに干渉せずに発動した】即時発動


 ここまでが先日に発動した魔法の一覧だ。

 なお、それぞれの魔法で、先に書いている方がベース魔法で、次に書いてあるものがサブ魔法だ。ベース魔法は右手、サブ魔法は左手で発生させる。そうでないと合成することができないか、魔法として発動することが困難だったためだ。

 念のため、フレアとボルトを掛け合わせてみたけど、やはり変化はなかった。フレア、ボルト同士でもやってみたけど、結局合成はしなかったし。

 さて現在、僕とマリー、ローズの三人は自宅近くの湖を訪れていた。

 見慣れた風景。すべてはここから始まったことを思い出す。最近は用事がなくてほとんど足を運ばなかったけど。

「なんだか懐かしいわね。まだ二年くらいだけど」

 そうか。まだ二年なのか。もっと遠い昔のように思える。それほどに濃密な二年間だった。

 あの日、エッテントラウトが放出する魔力の光を発見し、僕たちは魔法を知ることになった。

 そして今、僕はいくつかの魔法を使えるようになっている。

 まるで奇跡のようだと思った。たまにこれは本当に現実なのかと思うこともある。でもまぎれもなく、魔法を使える自分は存在する。憧れだった魔法使いになったのだ。でも道はまだまだ続いている。

 僕たちは水辺に移動し、かがんで水面を眺める。

「それで、今日は何をしますの?」

「シオンのことだから、どうせ魔法のことでしょうけど」

「うん。試したいことと調べたいことがあってね。まずは再確認をしようと思う」

 僕は水中を凝視する。水底までは見えないが、意識的に奥の奥を視認しようとする。当然ながらほとんど見えはしない。

 水中で何かが光った。僅かな光だが、間違いなくそれは存在している。産卵期でなくとも、エッテントラウトは常に微弱な魔力の光をまとっている。それは魔力を持っている人間も同じだ。

 昔は見えなかったけど、魔法の鍛錬を続けるにつれ、僕は対象の魔力をより明確に視認できるようになっていた。完全にとはいかないけれど、魔力を持っている対象ならばわかる。エッテントラウトが魔力の光を発しなくても見えるわけだ。

 実は数日前にイストリアでのバイトの途中で近くの湖に寄ったんだけど、そこのエッテントラウトは魔力を持っていなかったのだ。

 これはつまり、この湖のトラウトしか魔力を持っていないということでもある。もちろん、他の湖、川に生息するトラウトが魔力を持っている可能性はある。しかしすべてのトラウトが魔力を持っているわけではないということは間違いない。

 この湖は特別だ。その湖は僕が生まれた家の近くにある。これは偶然だろうか。まるで示し合わせたかのように思える。

 いいや、天啓か運命か宿命かなんて考えてもわかるはずもないんだ。考えるだけ無駄ならば、考える必要もない。

「うっすら、光ってる?」

「うん。やっぱりこの湖にいるトラウトは特別みたいだ。トラウトがなのか、湖がなのかはわからないけど」

「湖の他の生物は光っていませんし、やはりトラウトが特別なのではありませんこと?」

「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。人間も魔力の素養がある人間とない人間がいるし。特殊な魔力を持つ何かの要因があっても、素養がなければ無理かもしれない」

「それってどういうことなの?」

「わからない。だからここに来たんだ」

 僕はブーツを脱いで、湖の中に入る。膝までつかるところまで移動し、右手のひらを下に向けた。そのまま水に向けて魔力を放出する。

 円形の魔力は発光しながら水面に向かう。水に触れると、何の抵抗もなくそのまま湖に吸い込まれていった。水中でも発光しているが、そのまま徐々に光の量が弱まり、消失する。見た目では特に違和感はない。ただ『光の玉が空中から水中に移動しただけ』に見える。反発力もないため、ただ透過しただけのようだった。

 以前、これは試した。その時は水に触れても意味はないと思った。だから最初は現象に関連する火魔法、次に雷魔法を試したのだ。しかし本当に変化はなかったのだろうか。それを僕は疑問に思った。

 きっかけは、魔力が大気から影響を与えられていると気づいたから。大気に触れた魔力は空気の影響を受け、その物質の特性そのものを増幅して、模倣し、継続させる。

 火に触れれば、魔力が火そのものになり、雷に触れれば、空気抵抗を受けつつも電流を走らせる。大気に触れた魔力を水に触れさせれば『浮くなり、抵抗があるなりの変化』があってもおかしくはない。

 だがそれはなかった。これはどういうことか。

 僕は試しに腕を肘まで水に入れて、水中で魔力を放出した。そのまま地上へ浮かび上がるように、魔力に指示を与える。

 水中から空中に移動した魔力の反応は先ほどと同じだった。つまり何の抵抗もなく何の違和感もなく、すんなりとまっすぐ、速度を維持しつつ頭上へ浮かび、徐々に消えたのだ。

 水中で生み出した魔力は、空中に浮かんでも同じ状況だった。大気中で魔力を放出した場合、空気の特性を受け継ぐ。水中で魔力を放出した場合、大気に触れていないのに、大気中で放出した場合とまったく同じような反応を見せた。

 まだよくわからないな。もう少し深いところまで考えよう。

 大気を含む魔力。水中でも同じような反応を見せる魔力。つまり大気、空気の特性を魔力が持っているのは、大気に触れたからではないということか? それとも元々、魔力はそういう性質を持っているのか? 大気に触れなくとも、空気に似た性質を持っていると?

 いや、早計だ。火魔法、雷魔法の反応を見ると、空気抵抗や酸素供給の反応があると考えた方がしっくりくる。空気に触れず、最初からその性質を持っていると考えるより、触れることでその性質を得たと考える方が筋も通る。火や雷に触れることでその魔法が発現しているのだから。

 水中で魔力を放出すると、もしかしたら水に関連する何かの反応なりを見せるかと思ったのだが。

 ……いや待てよ。

 大気中から水中に向かって魔力を放出しても反応はなかった。そしてその逆も同じように反応がなかった。それはつまり火や雷と違い、大きな変化がなかったということだとしたら?

 合成魔法では魔力と魔力を合成させ、その上で魔法を生み出せる。

 大気と水。大気には水分が含まれる。つまり、二つは同じ、あるいは近い属性なのか? だから大気中から水中に魔力が移動しても、大きな変化はないのだろうか。

 反応はすべて同じではない。空気に水を触れさせても変化はない。温度が上がれば気化熱によって、熱を奪われたり、温度が下がれば凝固するような反応はある。でもそれは普通の空気による反応とは違うわけで。となると『反応がないことはおかしくはない』ということなのか。

 岩や木、他の物質に魔力を触れさせたことはある。透明でないものに触れた場合、魔力の反応は表面上しか確認できないが、変化は何もなかった。水以外は本当に反応がなかったと思う。

 とにかく、もう少し別のアプローチが必要だろう。

 まずは水中の水に魔力を触れさせる。その後『水を持ち上げる』という命令を与えて、魔力を上昇させる。命令を増やすとそれだけ使用魔力量が増えるため、大きな威力の魔法は生み出せない。しかし、現段階で必要なのは水が魔力に反応しているのかどうかの確認だ。

 とにかく、魔力に触れた水が動かせるのかどうか。それを確認しよう。さて、魔力はどう動くか。

 …………これは。

 浮かび上がった魔力は上昇すると消えた。

「ん? あれ? 今、水が動いたんじゃない?」

「わたくしにもそう見えましたが、見間違いでしょうか?」

「ううん。動いたよ。魔力に水を持ち上げるように命令を与えたから」

「え? ってことは、水にも反応するってこと!?」

「そうだね。そうみたいだ」

「す、すごいじゃない! 大発見よ、シオン!」

「つまり火、雷に続いて水魔法も使えるということですわね!」

「ま、まあね、そうなるね。うへっ」

 おっと頬が緩んでしまった。だがまだ早い。

 二人の言う通り魔力の玉に水が反応したのは間違いない。しかし水を持ち上げるというよりは、表面に付着した水が跳ねた程度の反応だ。これでは魔法とは言えまい。

 よし、今度は魔力を合成させた状態で水を持ち上げてみよう。

 結果。今度はピンポン玉くらいの量が浮かび上がると、十数センチ上昇し、水面に落ちた。

「う、浮かんだ! み、水が浮かんだわよ!」

 いつの間にかそばにいたマリーはかなり興奮している様子だった。

 僕の肩をつかんで前後に揺らし始める。

「そ、そう、だね、浮か、んだ、ね。姉さん、揺らすの、やめ、て」

「マリー、落ち着きなさい」

 近寄ってきたローズがあきれたようにマリーを僕から引きはがすと、マリーは我に返り恥ずかしそうにしていた。

「あ、ごめんなさい。ちょっと興奮しちゃったわ」

 ガンガンに揺さぶられた三半規管を落ち着かせながら、僕は深呼吸をする。

「どうしたの姉さん、いつもはこんなに喜ばないのに」

「え? 今まで、火とか雷とかだったじゃない? なんかちょっと危ないし。でも水はなんだか幻想的だし、ほられいじゃない? だからかしら」

 確かに言われてみればそうかもしれない。よくよく見ればローズも少しワクワクしているように見える。女の子ってのはわからないな。

 しかし喜色を顔ににじませている女性陣を見れば悪い気はしない。

 とにかく水魔法の検証を続けよう。

 さっきの反応に実用性はない。少量でも自由に水を動かせるのならばいいけど、少ししか浮かなかった。しかも僕の最大魔力放出量でその程度の反応しかなかったのだ。

 火や雷と違って、水は物質。重量があり、物質エネルギーは現象である前者よりも膨大だ。つまり動かすには相当の力が必要だし、変化させるのもまた難しい。

 かといって僕の放出魔力量はさっきのが限界だ。今後、もっと魔力を放出できるようになるかもしれないけど、今は無理だ。

 現段階では、水魔法は使えないのか。いやいやまだ考えるべき点はあるだろう。

 重要なのは大気だ。この場合は空気のことだけど、魔力は空気の特性を増幅させている。それを前提に大気中には水分が含まれているため、水中でも違和感なく移動するのではないかと仮定する。

 ならば大気魔力への命令について考えるべきだろう。

 魔力に現象を触れさせることで魔法は生まれていた。しかし水魔法は現象ではなく物質だ。これは長所短所があると思う。

 魔力はただそこにあるが、命令を与えることはできる。移動や質量の増減が主だ。しかしそれは基本的に現象に触れさせるという条件が必要だから、主要な命令に限定されているだけである。

 例えばフレアならば、魔力に火を触れさせた状態で魔力量を増やしたり、火力を上昇させたり、その逆も可能だ。しかし火は火そのもので、何物をも溶かす温度にすることは不可能。魔力量が増えれば可能かもしれないが、それは現時点の魔力では限界がある。

 では物質ならばどうか。魔力に触れている空気自体に何かの命令はできるのか。

 移動や質量の増減は可能だ。それ以外にできることはあるのだろうか。

 例えば、魔力内の温度を低下させ、水分を凝固させることは可能か。いな。それは不可能だ。魔力は万能ではなく、命令は魔力自体に与えられるもので、性質を変えるものではない。

 実際に温度が低い状態ならばそれはできるが、魔力は環境変化を促せるようなものではない。魔力にできることは単純なものに限る。

 その上で、もしかしたら有効なのではないかと思える手段。つまり魔力に干渉した物質の分離だ。

 魔力は質量を変化させることもできるし、自由に移動が可能だ。もちろん、身体から離れた時点で自律してしまうため、命令は与えられない。それは逆に考えれば、触れていれば命令を継続できるということ。そう。完全に放出せずに、集魔状態で維持していればいいのだ。

 僕は右手をかざし、集魔する。放出せずに手のひらに集まった魔力に意識を集中。そのまま『大気中の水分を集める』という命令を与える。

 するとどうか。何も起きないではないか。いや、なんか手がれてる気がする。

 隣でローズが、何も起きていませんけれど? みたいな顔をしている。

 マリーはきょろきょろと辺りを見回し、必死で変化を探してくれていた。

 顔が熱くなるのでやめてほしいが、それも仕方のないこと。考えてみれば当たり前だ。手のひらに集魔した状態の魔力の大きさはせいぜいがバスケットボール程度。その範囲の空気内にある水分なんて微々たるものだ。確か一立方メートルに含まれる水分は十七グラム程度だったっけか。でも湿度と温度によっても違うはず。

 え? マジで? 水一グラムは一ミリリットルだよね。えーと、単純計算で三十立方メートルくらい。ようやく五百ミリリットルペットボトル一本分?

 魔力を薄く延ばして大気中の水分を集めても、これじゃ集めることなんて無理なんじゃ。

 でも、水中の水を集めるのも難しそうだし。そもそも大気中の水を集めて凝固させたとして、水中から水を持ち上げるのと違いがないのでは。

 いやそうとも限らない。水中の水を持ち上げるにはかなりのエネルギーが必要だろう。魔力が触れている水だけを持ち上げるなんて簡単なことじゃない。

 水圧もあるし、張力も、重力もある。そのすべてを引きはがし持ち上げることに比べれば、大気中の水分を集める方がエネルギーは少なくて済むのでは。

 普通に考えれば水を持ち上げる方が簡単だ。でも魔力の性質を鑑みれば、大気中の水分を集める方が効率もいいように思える。

 物は試しだ。とりあえず、魔力を薄く延ばして適当に三十立方メートルほどにしてみる。当然、魔力は手のひらに触れたままだ。滅茶苦茶大きいが大丈夫だろうか。

 周辺に魔力を漂わせて、水分をかき集め、最終的に手元に魔力を収束させてみた。

 手元には手のひら大の水が集まっていた。ふわふわと空中に浮いている。揺れる度にちゃぷちゃぷと水音を鳴らしていたが、すぐに地面に落ちていった。

「す、すごい! え? どこから水が出てきたの!? 湖の水じゃないわよね、今の!」

 マリーは再び興奮した様子だった。

 ローズも驚きながら地面に落ちた水を確かめている。

「うん。空気中の水分を集めてみた。こっちの方が魔力の消費量は少ないみたいだから、魔力の質量を増やしても、集めることができたみたい。それに水分を集めて、特に環境に大きな変化はないみたいだね」

 大気中の水分がなくなると、何かしら目立った変化があるかなとは思ったんだけど。突然乾燥したって感じもない。

 湖の近くだからか、それとも一部の水分を奪ってもたいした変化は生まれないということなのか。これがもっと広範囲なら違ってきそうだけど。大気中の水分が一気になくなっても問題ないのかな。大気中の水分なんてごく少量だし、どこでも水気はあるわけだし。なんか乾燥したなという程度に収まるかもしれない。

 僕が魔力で集めた水分量も思ったよりも少なかったし、漂う水分をすべて集めているわけではなさそうだ。

 とにかく大気中の水を集めることはできたわけだ。それから集めた水で何ができるのか試した。

 まず水を飛ばすことはできた。触れた対象にはちょっとした衝撃を与えることもできた。ただし、威力はかなり低い。それにただ飛ばしたり、飛び散らしたりできる程度で、それ以上できることはなかった。

 水は水。水だけでできることなんて限られている。

 維持時間が数分くらいあれば、相手の顔に水を付着させて窒息させたりできるかもしれないけど。実際は三秒から四秒くらいだ。これではたいしたことはできまい。

 合成魔法のフレアならば十秒はもつけど。まあでも、とりあえず水魔法らしきものはできたわけだし。今後、何か役に立つこともあるかもしれない。これはこれでいいだろう。

「あ、これ面白いわね。気に入ったわ」

「ええ。わたくしもこの魔法、好きですわね。危なくもありませんし」

 隣でマリーとローズが早速、水を集め始めた。コツを教えたらすぐ実践できたらしい。

 二人とも器用だな。さっきの今で、もう使いこなせている。

「じゃあ、ちょっと湖の周りを調べようか。魔法のことはもうある程度わかったし」

「うん、そうね。あら? あんまりうれしそうじゃないわね。水魔法が使えたのに」

「確かにそうですわね。いつものシオンなら、うへへとか言っていそうですのに」

「水魔法、えーと『アクア』って名前にしようと思うんだけど。そのアクアはまだ実用段階じゃないからね。喉の渇きをいやすとか、涼めるくらいだから、嬉しいけど、そこまでじゃないというか」

「普段はあまり使えなさそうね。でももっと色々とわかれば使えるかも?」

「そうだね。まあその時が来たらって感じかな。今は保留」

「では湖の周りを調べるんですのね? 理由を聞いても?」

「エッテントラウトが魔力を持った理由がわかるかと思ってね。何かあるとは思えないけど、一応」

「確かに魔力を持った理由がわかれば、より魔力について知ることができるかもしれませんわね」

「そういえば湖を詳しく調べたことはなかったわね。わかったわ。それじゃ手分けして調べましょ!」

 僕たちは水から上がると湖の周りを歩いて、調査した。

 マリーの言った通り、湖の周辺を探索するのは初めてだ。魔法の研究をするにあたり、調べていたのはトラウトだけだったし。

 ぐるっと回ってわかったのは、湖にはいくつかの川がつながっているということ。近くに山があるから、そこに上流があるのだろう。となるとその山から何かが流れ込んでいるのだろうか。

 その日から川に沿って移動し、調査を続けた。川の上流には滝があり、その上にあった湖にもエッテントラウトがいた。しかしそこのトラウトには魔力がなかった。

 途中の川、湖にもトラウトはいたが、やはり魔力があるのは近くの湖だけ。これはどういうことか。疑問は尽きなかったが、原因は掴めなかった。

 こちらはひとず保留にして、別の実験に移ろうと思う。

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