第11話 口が滑って好きって
ある日の営業中
僕はいつもの様に桐谷さんに今日も可愛いよ
本当に見てられるよ
といつもの様に挨拶をした。
この日は、雨が少し降っていた事もあり
お店は暇な状態だったので桐谷さんに入ったばっかりだけど休憩行こうかと言って休憩に行かせた。
暫くして、桐谷さんが休憩から戻り
僕の所にやってきた
「店長、御免なさい!休憩の打刻を打つの忘れました!」
何やってんの?
このポンコツがー!
と言うとキッチン担当のアルバイトスタッフから当り強っ!
店長、もう好きじゃん!と核心をついた一言がきた!
僕の咄嗟に出た答えが
うん!好きだよ!かなり!
隣に居た桐谷さんが
「えっ!私、告白されました?笑笑」
その一言で間が少し出来たので
もう、仕事増やしやがってと捨て台詞を吐き打刻修正をやりに事務所まで向かった
事務所に入り少し経つと桐谷さんが事務所に入ってきて
「店長、御免なさい」
「修正、有難う御座います。」
「店長、大好き」
と言って事務所から出ていった
???
えっ!
大好き!?
ちょっと待ってくれ
嘘でも言わないで欲しかった言葉!
そんな事を言われたら
好きになっちゃうじゃん!
可愛いだけじゃなかった
あざとさまであるとは
桐谷さん!
君を本気で好きになりそうです。
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