第41話 おしりペンペン②
彩実のお尻をペンペンしたあの日から数日が経過した。
オレはその日も普段より早い時間に目が覚めたため、自室で高校の制服に着替えてから一階のリビングへと向かう。
リビングには誰もおらず静まり返っており、テーブルの上には一人分の朝食が用意されていた。きっと花帆が作り置きしてくれたのだろう。
「……そういや今日は彩実も花帆も早めに家を出るとか言ってたな」
彩実は部活の朝練、花帆は日直で早めに登校しなければならないと言っていた。
何時ごろに家を出たのかはわからないが、二人ともそろそろ学校に着いているかもしれない。
だから現在この家は静寂に包まれているのだ。
「とりあえず朝めしにするか……」
イスに座り、オレは花帆の作り置きしてくれた料理を食べ始める。
一人で朝食をとるなんて久しぶりだが、たまには静かな食事も悪くないような気がした。
そうして用意されていた朝食を食べる終わる頃。
「……ん? 何だ?」
ポケットの中のスマホが振動したのだった。
「誰かからメッセージでも届いたのかな……」
スマホを取り出し、画面を確認してみる。
予想通りメッセージが一件届いていた。ちなみに差出人は妹の花帆だ。
「……花帆から?」
片手でスマホを操作しながらメッセージを読んでみた。
「なになに……家に理科の教科書を忘れたから届けてほしい? いや、アイツも忘れ物かよ!!」
メッセージを確認し、思わずツッコんでしまう。
まさか彩実の次は花帆が忘れ物をするとは思わなかった。
しっかり者の花帆が教科書を忘れるなんて珍しいこともあるものだ。
しかし、これはチャンスかもしれない。
ちょうど花帆のお尻も叩いてみたいと思っていたところだからだ。
都合の良いことに理科の授業は午後と書かれているため、今回も昼休みに届ければ間に合うことになる。
つまり、お尻をペンペンする時間は充分にあるのだ。
「昼休みが楽しみだな……」
オレは顔がニヤけてくるのを感じながら、花帆にメッセージを送るのだった。
◇◇◇◇◇
時間はあっという間に過ぎ、昼休みがやって来る。
これから妹のお尻を叩きに行けるのかと思うと、楽しみで仕方がない。
オレは今朝コンビニで買っておいたパンとカフェオレで簡単に昼食を済ませると、この前と同様に友人から自転車を借りて高校を飛び出した。
そのまま全力で自転車をこぎ、花帆の通う小学校へと向かう。
平日の昼間だからか自動車も歩行者も少なかったため、目的地には思ったよりも早く到着した。
校門付近に自転車を停め、教師に許可を取って校内に足を踏み入れる。
六年間通った学校はまったく変わっておらず、何だかすごく懐かしく感じられた。
「……よし。急がなきゃな」
今回待ち合わせに指定した場所は生徒も教師も滅多に寄りつかない校舎裏。
そこなら誰にも気づかれることなく花帆のお尻を叩けると思ったのだ。
(楽しみだなぁ……早く叩きたいなぁ……)
高揚する気持ちを抑えながら待ち合わせの場所に向かう。
六年間通っていた小学校なので、迷うことなく校舎裏に到着した。
「……あ、お兄ちゃん!」
すでに到着していた花帆が駆け寄ってくる。
時間が惜しいので、オレはさっそくイタズラを実行することにした。
「花帆……教科書を渡す前に実は話しておくことがあるんだ……」
「どうしたの? そんな真面目な顔で……」
花帆がきょとんとした表情でオレを見つめてくる。
まさかこれから兄にお尻を叩かれることになるなんて夢にも思っていないだろう。
そんな妹に、先日の彩実の一件の時とまったく同じを嘘を聞かせるのだった。
「……ええっ!? お尻ペンペンって……本当にそんなお仕置きをされなきゃいけないの!?」
話を聞いた妹が困惑する。彩実とまったく同じ反応だが、これは想定内だ。こんなに恥ずかしいお仕置きをすんなりと受け入れられるわけがない。
だからオレは心を鬼にして、まずは下着を脱がすことにした。
「抵抗を感じるのはわかる……けど、法律だから逆らうわけにはいかないんだ! さぁ……早くパンツを脱いでくれ」
「そ、そんなこと言われても……」
今日の花帆は、黄色の半袖Tシャツに膝丈ほどのフレアスカートを着用している。
薄着なのは比較的暖かいからだろう。
スカートだからパンツくらいすぐに脱げるはずなのだが……花帆は恥ずかしがってなかなか脱ごうとはしなかった。
「しょうがないな……オレが脱がすよ」
そう言うや否や、オレは花帆のスカートを片手でめくり上げる。
星の模様が散りばめられた可愛らしいパンツが丸見えになった。
「……え? きゃっ!!」
花帆が小さく悲鳴を上げるが、構わずにパンツを足首までずり下ろす。
こうして花帆は
「お、お兄ちゃん……恥ずかしいよ……」
羞恥のあまり顔を真っ赤にして、体を震わせる妹。よく見れば、目にうっすらと涙を浮かべていた。
だが、ここまできて途中でやめるわけにはいかない。
当然イタズラは続行だ。
「あまり声は出さない方がいいぞ。人が来るかもしれないからな……」
「う、うん……」
さすがにこんなところを誰かに目撃されたくはないのだろう。
忠告を聞いた瞬間、静かになった。
「それじゃ壁に両手をついてくれ」
「あ、あの……なるべく早く済ませてね……」
観念したのか、言われた通り花帆が両手を校舎の壁につき、お尻をこちらに突き出してくる。
屋外で妹のお尻を丸出しにするという最初の目的が達成されたため、オレは大興奮だ。
(彩実のお尻も良かったけど、花帆のも小さくて可愛いな……)
目の前のお尻をまじまじと見つめているうちに、そんなことを考えてしまう。
非常に魅力的なので、いつまででも見ていられるような気がした。
しかし、昼休みはもうすぐ終了だ。
あまりのんびりしている時間はない。
視姦はこのくらいにして、早く目的を果たすべきだろう。
「じゃあいくぞ……」
丸出しになった妹のお尻をぺちぺちと叩き始める。
もちろん痛くないように力加減には細心の注意を払った。
花帆はもう全身真っ赤だ。
「うぅ……恥ずかし過ぎて死にそうだよぉ……」
「頑張れ、花帆」
よく晴れた日の午後。
小学校の昼休みなので、グラウンドからはサッカーやドッジボールを楽しむ生徒たちの声が聞こえてくる。
滅多に人が来ない校舎裏でも、他の生徒の騒ぐ声が聞こえてくるような場所でお尻を丸出しにされて叩かれるなんて花帆にはこの上なく恥ずかしいことなのだろう。
小学生とはいえ五年生にもなれば、羞恥心は芽生えてくるのだ。
そんなことを考えつつ、オレはなおも妹のお尻を優しく叩き続ける。
だが、そのうち別のイタズラがしたくなってきた。
(ちょっとくすぐってみよう……)
おしりペンペンを中断し、指で臀部をくすぐってみる。
その瞬間、花帆の口から笑い声が漏れた。
「あ、あは……あはは……お兄ちゃん、お尻くすぐったいよ」
「静かにしてなきゃ人が来ちまうぞ?」
「そ、それは困るけど……でもくすぐったい……」
必死に笑いを堪える花帆。
どれだけくすぐったくても大きな声を出せば外にいる生徒に気づかれる可能性が高くなるので、笑わないように頑張っているのだ。
そんな姿を見せられたら余計イタズラしたくなってしまう。
せっかくなので臀部だけでなく、太ももや足の付け根の部分もくすぐってみることにした。
「く……あは……あははは」
さすがに我慢できなかったのか、再び笑い声が漏れる。
しかし、この程度の声なら他の生徒や教師の耳に届く可能性は低いだろう。
「さぁラストスパートだ……あと少しの辛抱だぞ」
行為をくすぐりから再びおしりペンペンに切り替える。
こちらの方が手のひら全体でお尻の感触を楽しめるため、より興奮できるのだ。
「あとちょっと……あとちょっと我慢すれば終わる……」
花帆は自分にそう言い聞かせながら必死に羞恥心を押し殺し、兄のお仕置きを受けていた。
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