第75話 二人で探索

沙季との休憩を終え、夕飯の前に拠点へ戻ってきた。


夕飯を食べながら新たに判明した、レベル20からの変化を共有していく。


改めて俺のステータスの特異性が話題となるが、原因は分からないからな。

他にも俺の様なステータスの者がいるのなら、居場所は把握しておきたいな。

万が一敵対する様な事になると、怖すぎるからな。


食事の後は子供達とアニメの映画をみて過ごし、夜は沙季とまったりとステータスを見ながら過ごした。


ステータスは許可をすれば、他の人間にも見せる事が出来るのは、最近たまたま判明したんだよな。

それまでは鑑定で見るか、口頭で伝えていたので便利になったな。


翌日も朝からしっかりと朝食を食べている。

食べるのが習慣になってきたな。


今日は明美とデートに行く。

主な目的は野菜の種と果実の木を収集する事だな。


玄関で待っていると可愛らしい服を着た明美が、お待たせしました!と言ってやってくる。


「可愛いな、服もとても似合っているよ」


ありがとうございます、と恥ずかしそうな姿も更に可愛く見える。

どんな服かは詳しくないので説明出来ないが、ブラウスにロングスカートの可愛いやつだ。


「それじゃあ収集デートに出発しよう」


明美と手を繋いで転移で移動する。

まずは俺が分かる、果物の木がありそうな場所から回って行く予定だ。

最初に来たのは、離脱組の出た自衛隊近くだな。


この辺は梨園が多いので、空を飛んで探すとすぐに梨の木が見つかった。

種類の違う木が必要なので、三種類の梨の木を各5本ずつもらっていく。


この県内にスイカの産地もあったはずなので、そちらに向かって飛んで行く。


モンスターがいたら明美に銃で攻撃してもらう。

明美のレベルアップを優先したいので、俺はパチンコ玉を指弾で飛ばして牽制に努める。


モンスターを倒しながらでも一時間程でスイカ畑に到着した。

レベルがあまり高くない明美はこの一時間で二つもレベルアップしている。


やはり遠距離攻撃が出来ると便利だな。


スイカ畑は、ほとんどモンスターに荒らされてしまっているが、枯れていなければ魔法でなんとかなるので問題はない。

根ごと引き抜いてアイテムボックスに入れていく。


土ごと空間切断で切り取っていくことも可能だが、ミミズや虫などのモンスターを後で取り除くのが面倒なのでこうしている。


二人で作業したので、すぐに集め終った。


この辺はスイカ以外の作物の畑も色々あったので、予定外の野菜も色々と手に入った。

巨峰やシャインマスカットの木も見つけたのでもらってある。


こんなに成果があると楽しすぎるな。

二人でモンスターを倒しながら次々と新しい物を収集していく。


明美のレベルも更に一つ上がり、レベル上げも楽しんでくれているようだ。

スキルも何個か新しく取得して喜んでいるな。


二人とも夢中になりすぎたのか、気が付くと昼食の時間を二時間も過ぎてしまっていた。

一気に空腹感が襲ってきた。

早く食事をとるとしよう。


今日は日射しが強いので次元空間内で弁当を食べることにした。

今日の弁当は明美が作ってくれたそうで、期待して良いですよ!と言いながら並べていってくれる。


「見るからに旨そうだな」


お世辞ではなく綺麗に彩られた弁当は本当に旨そうだ。

どうぞ召し上がれ、と明美が言ってくれたので、いただきます!と言って食べる。


「マジで旨い!」


良かったですと微笑む明美と、弁当を食べていく。


一時間程かけて昼食を済まし、この後はどうする?他の果物を探しに行く?と聞くと、他の果物は次回の楽しみにとっておきます、と言いながら腕に抱き付いてくる。


明美のお胸様はとても育っているので感触がヤバいです!良いの?良いよね?俺の手は我慢できずに…


それはもうふわふわでぷるぷるでぷにぷにでふかふかで最高の感触でした。

それだけで満足できるはずもなく、隅々まで堪能させて頂きました!


夕食の時間ギリギリに拠点に戻ってきた。

スタートが遅かったとはいえ、少し張り切り過ぎてしまった。


明美は外見にあまり自信がないらしく、可愛いよと褒めるといまだに初な反応を返してくれる。


それがまた可愛くて俺を奮い立たせる物だから中々終りにならないのだ。


なんとか皆との夕食に間に合い、今日の収穫を報告していく。

特にフルーツを栽培出来るかもってのは、皆が喜んでくれた。


夕食のあと皆とまったりと過ごし、そろそろ寝るか?という時間に、明美が頼みがあると言うので付いていく。


ここは衣装部屋か、なんだろう?

部屋に入ると、ナント!コスプレするから好きなのを選んで良いという。


マジですか?!どれにしよう?チアガールも可愛いし、でも浴衣も良いな。

迷いながら選んでいると目に入ったのはチャイナドレスだ。

これが良いな!


何色かある中からピンクのやつを選ぶ。

明美は恥ずかしそうにしながらも頷いてくれた。

やった!早く部屋に行こう!そうしよう!


明美の手を引き、急いで自室に向かう。

その後は楽しませて頂きました!

チャイナな明美の可愛いのなんのと!


チャイナドレスって触り心地も良いよね!

何処を触っても気持ち良いのなんのと!


はい何度も言いますが、今日も一日最高に楽しませて頂きました!とても良かったです!

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