第2話 お盆、、?

いや、、お盆の時期になると混みますねー、、。大変大変。


あ、そういえば「ともしび」がどんなお店か話していませんでしたね。

「ともしび」は色んな世界と現世などを繋げているカフェみたいなものなんです。中間地点、、ん-いわば関所のようなものになりますね。ここからみなさんそれぞれ行きたい場所へ行かれます。

でも、あまり現世の方々は来られませんね。霊感的なものを持っていたりや、心からこういう世界を信じていたり、藁にも縋るような思いをしていられる方しか訪れられていませんね。まあ、一番魔法というか、非科学的なものがない世界なので仕方ありませんが。


みなさん店に来るときは必ず入口の扉から入られますね。旅立たれるときは、裏口から、行かれる世界への鍵を使って開けてあげます。旅立たれる前に、お客様には一人一人違う呼び鈴を渡しています。それを旅している世界で鳴らせばこちらが扉を開けるので戻ってこられます。そして店の入り口の扉から帰られればみなさんご自分の世界に帰られます。呼び鈴は初めてのご来店の時にもろもろの資料とともに作ります。特殊な過程なので、話しが長くなるので機会があればまたいつか。「ともしび」に自分の世界から来るには、祈ればいいだけ。店の入り口の前に来れます。


死んで現世から霊界へ移住される時なども、ここに寄られます。移住手続きをして次の世界を書いていただきますので。

よく訊かれるのですが、死んだらその時の姿のままかどうかなのですが、その人の予定されていた人生のうちの好きな姿になれます。それは霊界の役所かなんかで変えれたはずです。そこはちょっと詳しくないので、いつかこちらへ来たときに霊界の人へお聞きください。驚かれる方も多いですが、現世に住んでいる霊や他の世界の方も多いですよ。これもまた現世にいる霊専門役所みたいなものもあるらしいです。ほとんどの方が見えませんが。ですがうちの店に来れる人とかは見えるらしいですね。

現世にも見える人と協力して、各世界の役所やお店があるんです。現世の人達からしたらやってないように見えても、そういう別世界の旅行客、移住客用のお店だったりするんです。見える人達は家系だったりするので長く協力させていただいてますね。お土産、食材、服など仕入れてもらったりしてるらしいです。

ちなみにお金はうちの店で両替できますね。うちの店の、現世でいうレジみたいなのに入れて自動で計算されるので。もちろんどこの世界でもやり方に違いはあれど稼げますよ。自分の世界の中で使ったお金なら、クレジットカード的なもので払って、明細提出したら役所がお金を支給してくれますけど、違う世界で使う旅行費や娯楽代、移住費は自分で稼がないといけないらしいです。


あっと、話しが逸れすぎましたね。いやー、おしゃべり好きなもので、、。え?全然いい?ありがとうございます。ではお茶してから今度こそ多忙なお盆の話しをしましょう

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