13:“ふたくちめ”を食べさせて 感想

 テノくんの!

 求愛給餌行動!!


 はい、筆者は素直じゃないようで素直な男の子がいたずらっぽく露骨な愛情表現を見せる姿が大好きな、ごく一般的な30歳児です。

 いや!

 いやいやいや!


 甘ぁぁ~~い!!

 甘いよ、甘すぎるよ、速さの追求に取りつかれたどこかのマッドサイエンティスト系の娘さん(やや尊大気味で自分中心にも見えるわりに人のよい性格をしており、パートナーのことはモルモットと呼び、更に研究や自身の走るレースでは凄まじいものを見せつつもそれ以外には無頓着で食事などはトレーナーもといモルモットに頼り気味になる姿が画面外にもたくさんのモルモットを産み、どこかの同人イベントでは彼女と女性モルモットの二次創作を扱う島が、まるでそれだけで1作品であるかのように広いスペースを占めたという逸話もある。先週上映された映画でもその圧倒的な速さ、そして最後主人公が走るレースの観戦中に見せた姿がモルモットを中心に多くの人の心を狂わせた!!!)が愛飲する砂糖ジャリジャリの紅茶くらい甘いよ~~~~!!!!


 はい、とても甘いお話を頂きました。

 更には登場する食べ物もアイスなので、甘さに際限がありません。ここは甘さの聖域サンクチュアリなのでしょうか、筆者の小宇宙コスモもこの甘さに当てられて燃え盛ってしまいそうです。

 いやしかしあれですね、明らかに異種族という外見の人ばかりのなかで(一応)自分と近い姿をしていたからか、シオリちゃんもテノくんにけっこう好意を持っていたのかも知れませんね(テノくんの習性を聞いてもちょっと驚くくらいで、照れながらも答えたりしている姿に、キュンときましたわよ)。


 異種族というと寿命の違いとか繁殖方法の違いとか、そういう無粋なことまで考えてしまいそうになるわけですが、今はそんなのどうでもいい、ただあのふたりの若い恋愛を眺めていようじゃあないかと思ってしまいますね。

 いやぁ~、いいぞ、ご両人!


 ということで、何やら高まった気持ちのままではありますが、『“ふたくちめ”を食べさせて』の感想とさせていただきます。

 

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