09:胸が、きゅん。 感想
梅ちゃんさん何者なのでしょうね? たぶん梅ちゃんさんが人ならざる何かなのかなと思ってしまいましたが(おでこにキス、のくだりとか)、もしかして普通に悪女なだけなのかな? いやぁ、たぶんサキュバス的な……?
老い先短いとあるので人間の可能性もありますが、それはさておきどんな人でも恋はするもの、搬送された権田さんにせよ、主人公の梅ちゃんさんにせよ、恋は人を狂わせるものなのかも知れませんね。
恋が人を狂わせるというと、やはり皆様一様に思い浮かべた作品がありますよね。そう、中に誰もいなかったあの名作アニメですね(原作にはお腹をかっ捌くエンディングはないそうです)。
筆者が中学生の頃、当時はまさにヤンデレ文化の黎明期ともいえる時期でした。鉈を振り回すヒロイン、スタンガンや包丁を振りかざすヒロイン、ノコギリを得物とする達人、駅のホームから突き飛ばすヒロイン……。そして音声作品の走りともいえる眠れないCD等々……。あれらは筆者にとって青春でしたね……当時の筆者も、ヤンデレといえばバイオレンスみたいな創作ばかりしていたように思います。もちろん、ヤンデレというか恋心(依存心?)が暴走した的な感じで留守電100件残すヒロインとか、その留守電を持ち主に黙って全消去した挙げ句にお風呂を借りていて薄着なのをいいことにさも「彼ならベッドで寝てますけど?」面をするヒロイン、自分の体に刻み付けられた傷を見せつけて想い人の罪悪感を煽るヒロインなど、それはもう魅力的な娘たちが綺羅星のように現れたりするわけですが、そのどれもが筆者に、そして筆者と同じ年代を生きてきたオタクたちにとって、今でも暗い夜空に輝く北極星のように生きる道しるべとなってくれているのかも知れません。
皆様にも、そんなヤンデレ(依存系も含む)ヒロインはいますか?
以上で、『胸が、きゅん。』の感想とさせていただきます。
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