さて、まず問題は俺の加護が消えたことだ。
本来加護が消えることがないはずなので、これは重大事件と言える。まあ加護がどうしたって感じだけど。
それよりシオンの強化だ。このままだとあっさり死ぬからな。(司がそう思っているだけで既に最強格)
「シオン。これからお前を強化するいいな」
「はい!是非とも」
「わかった。錬成神、もろもろすべて」
[もろもろのスキルの錬成に成功しましたよ〜]
ナビーもだいぶ緩くなってきたなその方がいいけど。
「あとは。シオンどんな魔物がきとかあるか?」
「えーっとファンリルですかね」
「猫なのに?」
「いいんです!だって素早い魔物って他にいないじゃないですか!」
「まあいいや。錬成神コードフェンリル」
[コードの錬成に成功しました〜]
「ステータス見てみろ」
「はい。え!?なんですかこれ激ヤバじゃないですか!それにコード?ってなんですか?」
「コードっていうのは倒した魔物(魔物ではない。どちらかというと神と魔物の間くらい)の魂と契約してその魔物を憑依させる能力だ」
「ということは、ファンリルを倒したことがあるということですか?」
「まあ、倒したことはあるが今使っている魂は俺が作ったヤツだぞ」
「魂も作れるんですか」
「まあそこれへんは置いといてくれ。いちいち驚いてたらキリがないと思うからな」
「まあなんとなくわかりました」
「あっちなみにこいつスーラって言ってスライムロードやってる」
【やっほースーラだよ〜】
「頭の中に声がっ!って念話ですか」
「さて続きだがシオンに武器を作りたいと思うのだが要望はあるか?」
「できれば2本1セットで逆手持ちでも使いやすいのがいいです。刃の長さは同じでちょっと短めがいいです」
「了解。錬成神・・・・・出来たぞ」
「もうですか!?いやもう驚きません」
名前:魔剣ブラディオン(魔神剣)
レアリティ:創設級
スキル:属性変化、魔力強化、必殺必中、共鳴(聖剣アルタエル)
名前:聖剣アルタエル(聖神剣)
レアリティ:創設級
スキル:必殺必中、魔力防御、変幻自在、共鳴(魔剣ブラディオン)
共鳴():カッコの中の武器と使うと使用者が全体的に強化される。レアリティによって強化の強さは異なる。
必殺必中:スキル発動時に攻撃をすると必ず当たる。発動時間はスキルレベルによって異なる。クールタイム15分
「・・・いいんですかねこういうの作っちゃって。もう驚きを通り越して呆れました」
「いいんだよこまけぇこった」
「はあ、まあ」
「さてシオン。これから力試しのためにこの街の大会に出てもらう。それにともない俺の剣技を教える」
「はいわか・・・りません!ツカサ様って剣使えるんですか!?」
「あぁもちろん」
「そうですか。ですが武器を持っていないようですが」
「はいこれ」
そういって俺は、神狼牙を取り出す。そうです。唯一の無限球です。
「無限級!?」
「まあ、作れかのはそれだけど」
「いやいや十分すごいですから。でも刀じゃないですか」
「安心しろ応用可能だ」
「そいですか。まあでも頑張ります!」
「じゃあまず闘気からな」
「闘気ってなんですか?」
「あぁそれは・・・・・」
それから1週間シオンに闘気流を教え込んだ。
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