前回のぉ!あらすじぃ!
1.ギルドの受付のお姉さんと試験をして大洪水を起こしお姉さんが気絶。
2.すぐに魔神スキルの
3.そしたらすぐに意識が戻った。←イマココ!
「大丈夫ですか?」
「ええ大丈夫です。お気遣いありがとうございます」
どうにか受付のお姉さんの意識が戻った。ほんとにどうなるのかと思ったぜ。
「そういえば試験の結果はどうなりましたか?」
俺がそう問いかけると、受付のお姉さんがきょとんとした顔をした後、苦笑しながら答える。
「そうですね。あなたはSランクです」
「そうですか、Sランクですか・・・ってSランク!?」
「はいSランクです」
Why!? ついつい英語が飛び出るほどには驚いた!急にSランクだなんて。最高d・・・もしかしてなんかやちゃったのか?実はこの受付のお姉さんがとんでもなく強い人だったとか?
「ど、どうしてでしょうか?」
「理由は簡単です。私が元Sランクのギルマスだからです。えっへん」
「・・・ギルマスが受付してていいんですか?」
「大丈夫です。仕事は全て秘書に任せてあります。それに、たまには冒険者たちの面倒を見てあげないと。せっかくの元Sランクなので」
他の一般冒険者からすればたまったもんじゃないだろう。
「いやそれ全然大丈夫じゃないですよ!?」
「まあそれはともかく。そんな私を倒したので、あなたはSランクです」
という会話があって現在Dランクであることの証明書の発行待ちだ。
え?なんでDランクなんだだって?元Sランクでもギルマスはギルマスだから、無断でSランクにはなれない、らしい。実際はSランク級以上の戦闘力があるDランク冒険者ってことだ。自分でいうのもあれだけど、詐欺もいい加減にしてほしいい。
「司様。証明書が出来上がりました」
「ありがとうございます」
「これから依頼を受けますか?」
少しだけ考えた後、俺は答える。
「今日はやめておきます」
「そうですか。またいらしてくださいね」
「はい。今日はありがとうございました」
そうして俺はギルドを出た。
さてとまずは宿を取らないとだな。つっても金がないか。さっき依頼を受けておけばよかったかな。とりあえず手持ちの魔石を売るか。
魔石は魔物が体内に保持している石で魔力を帯びている。
ワーシャ、近くの宝石屋ってわかる?
[すぐ近くにありますよ(ルンルン)]
・・・どうした?
[だって〜マスターが〜話しかけてきてくれたんですよ〜この短時間で2回も]
とか雑談してたら宝石屋に着いた。
まあ木造でどこにでもありそうな家だった
ギィ
「いらっしゃーい」
とても明るい少女だった。ほんとにわかるのか?
「宝石売りに来たんですけど」
「はーいじゃあ早速見せてくれるかな?」
「はいこれです」
カバンから(というふうに見せかけて無限収納から)俺が錬成した宝石を出す。
「ほうほう。なかなかいい宝石ですね!これだったらサイズ的に金貨10まいでどうですか?」
ちなみにこの世界の通貨を比べると。
銅貨1枚
銀貨1枚=銅貨10枚
金貨1枚=銀貨10枚
白金貨1枚=金貨10枚
まあ言うなればすごい額ということだ。
ちなみに俺が鑑定した結果査定金額はピッタリだった。
「はい大丈夫です」
「ではこちらが金貨10枚です!」
「ありがとうございます」
「ではまたお越しください!」
意外と侮れないな。少女ですらあんな良い観察眼を持っているなんて。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます