「おっ!僕が勇者かステータスはオール100だね。」
天道が勇者か、まあある意味当たり前だな。っていうかオール100だって!?
俺より低いじゃないか。
面倒ごとはごめんだぞ。
「ねえねえお兄ちゃん。お兄ちゃんのステータスはいくつだった?ちなみにボクはこんな感じ」
名前:星守雫(転移者)
職業:刀剣士
レベル:1
スキル:エクストラスキル:居合の極致
魔法:
加護:刀剣神の加護
居合の極致:刀を用いた攻撃をするとき、魔力を消費することで、威力を上げる。抜刀術を使えるようになる。また、使用時に素早さが倍になる
すげえぞこいつ、素早さが勇者と同じだぞ。
「あぁ、え〜〜っとそこそこだったよ。ハハハハハ」
「へー。職業は?」
「錬成師だったよ」
ここまで話したところで梓が話しかけてきた。
「ねえねえ雫ちゃん。ステータスどうだった?」
「素早さだけ勇者と同じだったよ梓ちゃんは?」
「私はこんな感じ」
名前:神守梓(転移者)
職業:回復師
レベル:1
HP:40
MP:120
SP:40
スキル:エクストラスキル:
魔法:聖魔法Lv1
加護:回復神の加護
聖魔法:神に対する信仰心が大きいものが使える。信仰心がないと一切使えない。教会に属する必要がある。魔力を消費して、回復、結界の魔法を使用できる。レベルによって使用できるものが違う。
うわー魔力勇者より上じゃん(俺より少ないけど)。なんというか、良くも悪くも、魔術師向きだな。そういや、雫は剣道やってたな。ここに来る前までにどれくらい運動をやっていたかで結構変わってくる。ってところかな?ちなみに梓は運動音痴です。それにしても、魔法持ちか。勇者ですら持っていない(多分)のでものすごくレアケースなのだろう。梓は軽い信者です。
「えっ!まじ!?、梓ちゃん勇者より魔力高いじゃーん」
「どうやら体力、魔力、素早さの合計が200になるように設定されているようだな」
「で結局お兄ちゃんのステータスはいくつなんですか?」
「私も知りたいです」
「えーとだな(ヤバい全部1000越えなのバレたらめんどくなる。何か手があれば・・・錬成いけるか?えーい考えてもしょうがない錬成・・・・・・・成功したよかった〜)ほいこんな感じだ」
俺は錬成を使用して、ステータスプレートを錬成。文字を変えてステータスを偽造した。それにしても、初めてなのによく仕えたな。でも、これ元に戻せるのかな。戻らなかったら、王様からおしかりを受けて、最悪処刑。うわ!何てことやったんだ!誰だよ錬成行けるか?とか思ったやつ!
それは置いといて、とりあえずこんな感じに偽装した。
名前:星守司(転移者)
職業:錬成師
レベル:1
HP:60
MP:80
SP:60
スキル:錬成
魔法:
加護:錬成神の加護
なぜかユニークだったスキルの錬成を普通のスキルに、基本魔力を少し高めにしつつ、全体的にバランスが良くなるようにした。
「へーお兄ちゃんは魔力が高いんですね」
「全体的にバランスがいいように見えます」
「まあね(そうなるようにいじったからな)」
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