空っぽ?
友達3人で藤本タツキ原作のルックバック見てきた。元々読み切りであったのは知ってて、試し読みで最初だけ読んだことある作品だったから僕から誘った。少し気になってたし、みんなの評価も高かったから見てみたかった。結局僕はこの映画を面白いと思えなかった。面白くないというより、僕が設定したハードルを超えてこなかった。ネットでは10年に一度の作品とかこの映画に出会えて良かったとか、確かに良い映画だと思ったけどそこまでか?となった。一緒に映画を見た友達は泣いていたし、面白い映画なのだと思う。最初の京本の絵に圧倒された藤野があの努力をしているシーンは少し泣きそうなった。藤野はこのときこんな心情だったのだろうとか京本の本心も何となく理解できた。ただ、それでも感動して中には至らなかった。最後の2人が漫画を描いているシーンが流れた時も、僕の映画史に残る作品だとは感じなかった。
僕がこの文を書いているのは、世間とズレてる俺かっけえだろ?とか、今話題になってる映画に逆張りしてやろうとかではなく、この作品の面白さが理解できない自分が何だか空っぽであるように思えて、そんな何もない自分だから映画の面白さが分からなかったのではないかと考えてしまったからだ。特に趣味もなくだらだらスマホをいじって寝るだけの生活を続けている自分がどうにも虚しく思えて、参加な感情を映画を通して感じてしまった。そんなどうしようもなく、くだらない思いを抱えたまま書き殴ってしまった。
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