殺し屋冬森の日常

@redapple0015

第1話

4月4日 さくらも綺麗に咲きそうな頃だ

ある店で女の子が働いていた


「おーい、梅ちゃーん!」

「はーい?」

「この荷物をあっちの棚に運んでくれる?」

「分かりました!」


ここは「殺し屋受付 秋山店」

殺しの依頼をしたい人達がわんさかくる人気店だ

ここではただいま2人の従業員と1人の店長が働いている


「ありがとう!ちょっと重いから気をつけてね!」

この人は秋山桃花。この店の店長だ

「おけっす!おっと、確かに重いな。」

この子は冬森梅。10歳で殺し屋になったここの従業員だ

「重い、おっと、って、うわぁぁ!」


「あぶねぇなぁ。」

「うわ、先輩。」

「おいなんだその反応は。せっかく助けてやったのに。」

この少年は春川海都。冬森の先輩だ。

「助けてなんて言ってませーん。べーだ!」

「何だこのやろ!‍w」

「きゃぁ!‍w」


「こーら、静かに!」

「はぁーい。」

「けっ。」


カランカラーン


"いらっしゃいませー!"


「~~~~、~~~。」

「~~~!~~~💢」

「~~~!」


「どっちの任務かなぁ。」

「久々にやりてぇな。」

「うちもやりたいしー!」

「お前何回もやってるだろ!」

「はぁ?!」


「こら!」

「どっち?!」

「今回は2人で任務。行ってらっしゃい!」


"はぁーい"


next▶▶▶2話

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