気づいたらキャラの苗字全員2文字になってる問題

 オリジナル創作をしている人間で、結構分かれるのが「キャラの名前にめちゃくちゃ思い入れがある派」と、「わりとフィーリングでつけてる派」だと思う。


 私は比較的、語呂合わせだったりダジャレだったりで決めている。

 自分の作品を引っ張り出してきて恐縮だが一例をあげると。


■『あはは、それが手口だったんだね』

これは「違法ギャンブルですげー大金手に入ったと思ったら、数日後に大金と一緒に同棲彼女が消えたぜ!!」って話なのだが。


 主人公:瑛人(えいと)

 友人:恭一(きょういち)


 「ギャンブル」でピンと来た方もおられるかと思うのだが、この二人の名前は「イチかバチか」からとっている。


■『アタシね、扇風機を買おうと思うんだ』

これは「ポイントを絶対貯める女」と、「ポイントあまり気にしない女」のほのぼの日常コメディって話である。


 主人公1:池之原 シズク

 主人公2:雨樋 香澄


 これは、「」が「池」と「シズク」で、「」が、「雨樋(水が流れていく)」と「霞」という連想ゲームである。



 という感じで、こういうフィーリング駄洒落語呂合わせで名前をつけがちである。


 で、どちらかというと語呂合わせにあわせることに必死になって、「なんか苗字っぽい響きになればそれでいっか」ってなるタイプの人間である。


 で、タイトルの件である。


 キャラクターの名前を一覧にしていくと、だんだんだんだんだんだんと、2文字の苗字が増えていくのだ。


 「いや別に2文字の苗字でもよくない?」

と思われる人もいると思う。実際ワタシも別にいいと思う。


 ただ、自分で書いていてどうしても目が滑るのである。

 結構な量の短編小説をこさえておいてなんだが、私は人の名前を覚えるのがめちゃくちゃ苦手なのだ。

 ワタシでさえ目が滑るっていうのは、読んでる人も滑るんやないか……と、悩んでみたりするのである。こういう「なんかワタシだけなんだろうかこういうの悩んでるの」って結構あるよね。


 で、「ちょっとまあ三文字の苗字も入れてみるか」と画策する。


 結果頼るよね、


 五十嵐さん。


 もう「3文字の苗字」って言われてぱっと思いつくの五十嵐さん問題。


 でも上記のダジャレとか語呂合わせにあわせようとすると三文字は難しい。そうなってくると、「〇之宮」を増やしていく流れになる。マジで「之宮」さんにはいつもお世話になってます。今度饅頭もっていきますね。


 Q.じゃあさ、〇文字の名前をメモしてストックしておいたら?


 という感じにもなるんだけど。


 なんかやっぱり、ストックするよりかはその場その場のフィーリングで名前つけたいんだよね~。


 というハナシでした。

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