サクッと窃盗~瞬間窃盗団~

しば_1632

Q1せつな

俺の名前はれんだ。長年、瞬間窃盗団を追いかけている刑事だがいつもあと一歩のところで捕まえられない。あいつらはいつも予告状を出してくるのだが今回も予告状を出してきやがった。

「どこかの美術館、明らかなる宝石を12時ぴったりそして700字以内に盗みます  団長せつな」

とこのように場所ともの後意味不明なことを言った後名前を出してきやがる。

今回は団長のやろーがお出ましのようだ。しかしどこかの美術館は入った泥棒を捕まえるシステムがある。そのシステムを突破されたことは一度もないそうなので、今回の警備は一応らしい。

「どうも本日警備を担当します。刑事の怜と申します、以後お見知りおきを。」


「どうぞよろしくお願いします館長です。」

美術館のシステムは宝石を取った瞬間に宝石の重みで押されていたスイッチが上がり

仕掛けが発動し美術館に閉じ込められるというシステムだ。

一応表門も見張っているがどういう風に攻略してくるだろうか。


約束の12時が来た。

しかし美術館の表門には奴は来ない。

「どういうことだ?」

12時から30分ほど過ぎたところだろうか?少し中の様子を見ることにした。

そしてそこにはどでかく張り紙があった

「明らかなる宝石はたしかにいただきました。 せつな」

そして裏には「トイレを確認してあげてください」

とも書かれていた

「くそっどういうことだ?」

そう怜が叫びながらトイレを確認するとそこには

眠らされ縛られている館長が見つかった。

「?!」

怜はあとから簡単なトリックだったことに気づいたという。

宝石が乗っていた台座にはどでかい石が並べられていたのだった......

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