AIがもたらす社会の変化
カイドウ
『chatGPT』がもたらす影響
AI
という言葉を今の現代で知らない人はほぼいないだろう。なぜ知らない人がほぼいないのか、それは人々の生活の中に突如として入っていき今では欠けてはいけない当たり前のものになっているからだ。
では、日常でAIを使うことはどれくらいあるのだろうか。使ってないよという人もいるかもしれないが、そういう人は気づかない間に使っている。そして、AIの中にも種類がある。
例えば、Alexaはどうだろうか。あれは歴としたAIである。「Alexa!〇〇の音楽をかけて!」とか「Alexa、〇〇の意味を教えて」など。Siriも、物としては存在しないがAIである。これらのようなものを『音声アシスタント』、『音声認識アプリケーション』という。
次にお掃除ロボットだ。ルンバがその代表例と行ったところか。あれもAIが搭載されている。そして、AI機能が追加されている家電は数多く出ているのである。
後は、あまり私たちの生活には縁がない車のオート運転などもAIが搭載されているが、AIによって人の死亡事故も起きているのでまだまだ実用段階ではないだろう。
今紹介したAIだけでもまだまだほんの一部でしかない。興味があるなと思った人はこちらのURLから飛んでみるといい。
https://coeteco.jp/articles/10158
さて、話しが変わるが今回一番紹介したかったものはこれだ。
『chatGPT』
これが今大変流行している。
私も『chatGPT』を使って小説を書いてもらったがお世辞にも面白いと言える作品ではなかった。(読みたい人は是非読んで欲しい)
だが、面白さというのはさほど気にしてはいない。むしろ驚いたのはものの数秒で小説の内容を5000字書き上げたAIに驚いた。
私はファンタジー系、恋愛としか書いていないのにすぐに物語、すなわち起承転結をかきあげた。もしこれが面白い物語になっていたら……と考えたら私は鳥肌が立っていた。
小説だけではない。先程も言ったかもしれないが、何かを調べるとき(挨拶の礼儀作法とか、今日の食事は何がいいかとか)にはほとんどの人が今『chatGPT』を使っている。その『chatGPT』を使ってビジネスを始めたり、知恵を借りたりしているが今後『chatGPT』
を使う人が増えていくだろう。
ここで問題なのが今の現代社会に生きる人々が『chatGPT』に依存しているということが問題だ。特にZ世代から下の年代の人たちは特に…
何が問題なのかというと、考える力を持たなくなっていくということだ。
どういうことか説明していこう。
例えば数学の問題で あ、分かんない。
問題が普通の人は必ずあるだろう。
昔の人たちは頭を回して回して、ひたすら回して長い時間をかけてようやく解ける。ということが普通だった。
しかし今では分からなかったらすぐにAIに聞く、インターネットを開いて調べる。といったやり方が当たり前になっている。
確かに問題のやり方は分かるだろう。しかし、それだけしかわからなくなるだろう。
はっきりいってそれはただの模倣だからだ。
あ、いや、別に模倣が悪いと言っているわけではない。そうではなく、重要なのは、何故そうなったのかという疑問をもち、それを考える力が大切なのだ。
古くから人々は『不思議』に疑問をもちそれを知識を前提として考えていった。そうして考えて考えてふっと答えが出るのだ。
しかし今の社会、日本はどうだ。
先生が、「この問題についてどう思うか」と言われても手をあげる人はほとんどいないだろう。何故か、それは日本の教育の体制が同じことをしなけらばならないという考えに陥らせている結果、自分の考えを持たなくなっているからだ。さらに最悪なことに、『chatGPT』が現代社会に介入してきたことによりますます考えを持たなくなってきている。最近では小学生までもが読書感想文などを『chatGPT』を使っている。そうしたことを繰り返すことでいざ社会に出てくれば頷くしか出来ないクローンの出来上がり、ということになってしまう。少々言い方は悪いかもしれないがこれは比喩でもなく、今現代社会で起こっている問題なのだ。そして大人たちは気づいていても目を逸らし続けている。
つまり何が言いたいかというと、『chatGPT』を使うのはいいが自分の考えを持って適切な距離で接しあっていくということだ。もう『chatGPT』の社会がすでに作られ始めている。それらに踊らされ続けるのか、それとも最適な距離で接し合いつづけ、成功するのかは全てあなたの今後の活動次第だ。
AIがもたらす社会の変化 カイドウ @nakkunjojo
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