第8話 『きらめきステーション』


 どすん!


 と、ぼくは、落っこちました。


 『あ、いてててて〰️〰️😞💥』


 『きらめきステーション。きらめきステーション。』


 という、アナウンスが響き渡ります。


 『いてて、ぼくの頭がきらめいてるよ。』


 と、ぐちっていると、さっそく、かなり、ま四角の駅員さんがやって来たのです。


 『え、お疲れさまでした。切符を拝見。』


 『え、切符? はいはい、ありますよ。』


 ぼくは、『クリーム席』の切符をお財布から出しました。


 『おや、やましんステーションからですか。なんと!』


 『はい。なにか?』


 『よくご無事で。いや、失礼しました。あ、結構です。』


 『あの、まだ、夢、覚めないんですか?』


 『はあ〰️〰️〰️。なんでも、夢次元方面システムに障害が発生したようでして、しばらくは覚めないようです。あ、でも、その替わりに、「スペシャル夢オプションコース」が用意されましたから、お楽しみください。お呼び出しするまで、待ち合いでお待ちください。はははははは。』


 なんと、夢が覚めないとな。


 実際にかなり痛かったし、なんだか、あぶない陰謀の香りがするなあ。


 

     🕵️  🕵️‍♀️










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