第4章 神永未羅の場合 第54節 殺してもいいサバイバル・ゲーム
レイが提案して来たのは対面戦じゃなく、「
このドラキュラ山の、どこに
火薬を使う武器以外は、何を使ってもいい。もちろん
制限時間なし。
開戦は、明日の
その前の晩、
ザ・クラッシュ「明日は私一人で片を付けるよ。
返す言葉がなかった。
翌朝、
安全を確保してある「はずの」岩場で、私たちは
山の上から大きな
火山岩だった。
真っ赤に焼けて、まるで赤いイノシシみたいだった。
転がる岩で、私たちはペチャンコにされた。
特別な薬をザ・クラッシュの
三日後、ザ・クラッシュは復活した。
薬の中身はトレード・シークレット、営業秘密なの。
また、ある日、私たちはレイを追い
ザ・クラッシュ「さあ、行くよ。」
私「ちょっとぉ、ここは様子を見るトコだよ。」
ザ・クラッシュ「
私の手を
「バチン!」と大きな音がした。
用心しながら洞窟に入ったら、太い木に割れ目を作り、
その楔を外されて、ザ・クラッシュは割れ目の間にいた。紙より
自分の
だから、こんなことになる。
私の中で、
それはそれとして、これじゃあ、切りがない。
今度はザ・クラッシュを、すぐには復活させないことにした。
こっちから、あそこに
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