第2章 金岡玲子の場合 第5節 造反
その内、この
以上のような話を、私は何度もした。5人は横を向いてたけど、
アッと言う間に翌年の6月になった。この間、円盤は日本の領空内に何度もやってきた。北海道は礼文島から、鹿児島県の
みんな円盤を
6月15日、友引。東京の赤坂上空に円盤が二つ、いきなり現れた。まさかの展開になった。円盤の一つは空中で
悪い予感がして、不良少女たちを全員集合させた。4人しか集まらなかった。「あと1人はどこ?道子ちゃん、どこへ行ったの?」と聞いても、私のことを、にらみつけるばかり。
私「今日の
4人の内のリーダー格が、ようやく口を開いた。例の「べいてい」
玲子「お
「
玲子「そんなの、先に生まれただけじゃない!」
かわいい顔して、毒ガールばっかりね、この
ようやく聞き出せたのは、5人の内の一人、林道子が円盤と
玲子「円盤は東京の西の方では悪いことはしないんじゃないかと思ったの。これ、見て。」
見せられたのは英語の地図だった。東京付近の。青
玲子「円盤は西の青線エリアには立ち入ろうともせず、スッと消えちゃった。新橋・
私「だったら、それで良いじゃない。これ以上、事を大きくして、一体どうする積もり?」
玲子「
私「何をバカなことを言ってるの?誰が、そんなことを望んでいると言うの?」
玲子「もう
私「あなたたちが、あんな大それたことを、しでかしたからじゃない。一体いつから戦闘少女は政治に首を
玲子「
他の
「ブス!ブス!」
「ブス!ブス!」
私、わんわん泣いちゃった。どうして顔を見せたこともない
「アタマを冷やして、明日また話し合いましょう」とだけ言って、私は
翌朝、4人は消えていた。私はやはり
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