異世界転生したら最強能力手に入れて仲間とともに世界救います

夜歌

第1話

私の名前は白猫楓。

高校2年生だ。

実は今私は死んだ。

その原因は、学校帰りにトラックに轢かれそうになった猫を助けたからだ。

そして死んだと思ったら、なぜか森のなかに居た。

その森のなかには緑と紫しかない。

森なのに紫があるのだ。

その紫色は何かというと空気の中にある気体のようだ。

と、その時ピコン(転生おめでとう楓。あなたにはこれから世界を救ってもらいたい。もちろん初期装備は渡している。ステータスを見てください。)という機械的で感情がこもってない女の人の声が聞こえた。

もちろん楓は知らない声。

(は?転生?この世界を救う?どういうことだ?)

私にはよくわからないがとりあえずステータスを見ろと言われたので開いてみることにしよう。

意識を頭に集中させ、ステータスがみたいと強く思ってみた。

すると頭の中に文字列が出てきた。

これがステータスのようだ。

(こういうのって普通、手から出るものじゃないの?)と思いながら楓は自分のステータスを見てみる。


名前 白猫 楓

レベル 2000

種族 人間(転生者)

能力 あらゆるものの破壊、創製、復元、コピー

攻撃力 2000000

魔力 500000

創製力 11000000

破壊力 6000000

防御力 無敵


その他諸々。

とにかく今の私は最強らしい。

そして楓は一番気になったことを思った。

(能力ってなんだ…?)と思うと同時にまた、ピコンと音がした。

(能力とはその人が持っている個人の力です。この世界ではこの、能力と呼ばれるものを普通に使います。)と機械的な女の人の声。

(説明はありがたいけど…まず、あなたは誰?)

と聞いた楓にその機械的な女の人は答えた。

(私は女神のようなものです。名前をソフィア−フレイアと言います。そして、私があなたをこの世界に転生させました。)という説明をするソフィア。

(なるほど理解した。説明、自己紹介ありがとう。そしてもう一つ、世界を救うというのは?)と聞く楓にソフィアは説明を始めた。

(この世界には魔物と呼ばれる化け物がいます。その化け物はある人物が使役しているのです。そして、あなたにはその化け物を使役している人物を探して倒してもらいたい。そしてこの世界を平和にしてもらいたい。)と言うソフィア。楓は困惑した。

(魔物というのは何種類くらいいるの?)と聞く楓にソフィアは(25000種類です)と答えた。

そういう話をしているときに後ろからガサガサと音がした。楓は警戒態勢を取った。

が…しかし、出てきたのは9歳くらいのケモミミの女の子だった。

服はボロボロで髪の毛はボサボサロングヘアのその子はどう見ても訳ありらしい。

「助けてください。お願いします。と言う女の子。」楓は困ってとりあえず事情を聞くこととする。



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