神獣の行動
今は、魔物の事件が片付き、一段落した頃だ。
「そういえばルーン」
「なに?」
「いろんなもの見てみたいとか言ってたけど、ずっとここにいていいの?」
「うん。ここ気に入ったんだ〜。皆美味しいもの食べさせてくれるし、外の子たちと遊ぶのも楽しいし」
「外の子たち?」
「うん!! 前に会ったホワイトウルフとかホワイトベアとも遊んでるよ〜」
「ホワイトウルフはともかく、ホワイトベアは危険なんじゃ…」
「ふふふ〜。だって僕は神獣だから!!」
そう言ってルーンは自慢気にしている。
「た、確かに…」
ずっと一緒にいて忘れかけていたがルーンは神獣なのだ。いくら魔獣でも神獣を襲うなどということはできないのだろう。
というか、俺の知らない内にそんなに仲良くなっていたのか!? 確かに昼間は見かけないなぁとは思っていたけれども!!
ルーンの行動に驚かされたレオンだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます