気候
2キロ遠かった。あれからひたすら歩き続けた。吹雪になっていたので魔法が制御しにくく、空を飛ぶことができなかった。その間にもその人は移動し続けていたため、2キロ以上歩いてようやく追いついた。
その人は年配のおじいさんで長い間この土地で暮らしているようだ。そのおじいさんの話によるとこの辺りはこの気候が標準のようで、ー20度以下は当たり前だそうだ。防御魔法で身体を覆っていなければすでに凍っていただろう。防御魔法ごしでも感じるこの寒さ、尋常ではない。しかし、そのおじいさん曰く毎日雪も降っているし、風も冷たく視界も見えないが、ずっと暮らしていたら慣れるようだ。
だが初心者にはキツすぎる‼︎
ここまで寒いとは‼︎
そのおじいさんに冒険者ギルドの場所を教えてもらった。歩いてきた方向は正しかったようだ。もし逆方向だったら卒倒するところだった。
とりあえず今日は寒い中たくさん歩いてもう疲れたしギルドの近くの宿に泊まり、休むことにした。
そして、明日北部限定の魔物ホワイトウルフを見に行くことになった。ホワイトウルフは真っ白なとても綺麗な魔物だと聞いている。
どんな魔物なのかな?
明日がとっても楽しみだ‼︎
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