【詩】会いたい



いくつもの傷を負った

人の道は容易たやすいものではなく

茨のような道だった

歩く度に痛む足

それでも

後ろを振り返らなかった

過去には足跡すら無く

今、この場所で立ち止まると

私の存在理由は消える

描く未来は

この地図を頼りに

歩くことになる


あの頂きには恐らく

魂が眠っている

あの約束の場所には恐らく

貴方が待っている


私は貴方に会いたい



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