【詩】面影【改稿】


夕日が地平線に

沈み始める

街が薄暗くなり

人々は家路を急ぐ

やがて

世界は宇宙のカーテンを引く

地上には

月、星々の光りが

降り注ぐ

今宵は

少し

あの日の面影を

無人の公園に映して

亡き友人と遊ぼう

そして


さようなら

 さようなら



※『この窓から見える風景は――』より、「面影」を書き直しました



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る