長姉の結婚式最中に彼女の次妹との結婚を宣言した新郎、『貴族間の婚姻なら次妹との結婚する』の理由で。心痛でその場に倒れる長姉を心配した末妹は、その結婚式に参列の長姉の親友の王女の計らいで王女の住処で長姉を保護するとの進言に同行。王女は隣国の王太子との婚姻で隣国に嫁ぐに、長姉を侍女にしたい意向と、長姉の花婿に想う事があり、陰で次妹と画策して、その花婿に鉄槌を与えていたとする、次妹が末妹への打ち明けの場面では、鳥肌が立つ程の衝撃を受けました。事情を知らない末妹や我々読者でも180°想像外の展開であり、敢えて言えば、読者側にネタバラシの欠片でも事前に匂わせて頂ければと。
兎に角、長姉の恨みを晴らすに、次妹と末妹の長姉想いが伝わる素敵な物語に感謝します。