最期の家族旅行

第2話 カーナビよりカン優先

集合は11時。

ゴリラ🦍の軽自動車にチンパンジーと私は乗って待ち合わせの場所に到着。

すでにボケ作は地下鉄の駅で行方不明に。

探し周りやっと見つけたら、またしても

何処かへ歩き出す。

どこへ行くー？と叫ぶと。

「トイレ。」

なら、そー言ってよ。

お互いにトイレを済ませて、いざ、出発。

高速に乗るのですが、ゴリラ🦍はナビで

小牧からだと何度も言うのですが

「春日井だー！」

こうなると何を言っても無駄なので、しらんぷり。

勝手に春日井から高速に乗ります。

中央道を走らないと行けないとゴリラ🦍は

必死です。

「いやよ、これで行けるんだって！」

車はどんどこ、おかしなとこへ向かいます。

ゴリラ🦍、怒り💢心頭。

「これ、絶対におかしいから。豊田じゃん！！

おまけに伊勢湾がって！！」

「あれ？

違うか？これ？」ボケ作

「あーははは。やると思ったわ。」私

「お母さん、何か笑えるの？

余裕ぶっこいてさ、全然違うじゃいの！！」

ゴリラ🦍

いや、こんな人なんだもん。

ゴリラ🦍よ、君はこのいい加減さを

忘れたんだろな。

その後、二時間も迷走して、やっと東名高速道路から中央道へ。

飯田方面の看板を見て、ゴリラ🦍は

「あー。良かったわ、、。

本当は目を閉じてのんびりしたいけど、

それをしたら、目を開けたとき、異郷の地に

いるかもしれんと思うとできんわ。」

「おーい、どっかで昼飯軽く食うかー？」

ボケ作

「そんな事より、間違いを悔い改めよ！！」

ゴリラ🦍

チンパンジーはうどん食べたいと呑気に言っている。