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    8話 夜狐への応援コメント

    『ありのままに言う企画』から失礼します。ここまで読ませて頂きました。
     単刀直入に言わせて頂きますと、この作品には特異性とワクワク感が足りませんでした。ここまで読んできましたが、薄味だったのであまり心が動かなかったです。
     そのことを書く前に伝えたいのですが、中盤以降の植物人間のようになった人を助けてからの、事件に次ぐ事件ラッシュはかなり光るところがありました! 目まぐるしい展開もさることながら、リーレニカがあっちこっちに精一杯頑張ってる部分も相まって、ここには大いに惹き込まれました!
     まず特異性が足りないという話ですが、これは設定と展開の両方です。先程『目まぐるしい展開』と書きましたが、展開が続々と移り変わるのが良いという意味で、全体的に展開自体にはあまり目を張るほどの特別感を自分は感じませんでした。あ、『頑張ってるリーレニカ』はめちゃくちゃ好きですけど。
     特異性というのは表面的なものではなく、もっと中身の、役割という部分だと思ってください。
     機人は何かの要因で人ではなくなった存在で、リーレニカは機人に対処できる超人エージェントで、そしてリーレニカに任務を与える組織と、機人を利用しようとするきな臭い集団もいる、と。要するに人間が化け物になる世界観で、超人エージェントが組織からの依頼で戦う話でしょう。さらに言えば主人公も当たり前のように感情を殺しています。
     決してそうするのが悪いわけじゃないんですよ。ただもっと別の角度からの要素を追加して、この作品独自の特異性が見たかったですね。そこが見えなかったからワクワク感が無かったです。
     まぁしかしここまで言いましたが、別に特異性のある設定が正義だと決まってるわけじゃないんです。普通の設定でも、個性のある独特な展開にすれば、ワクワク感は生まれます。
     ですけども展開もあんまりパッとしないと感じました。こんなこと言うとアレですけど、どうせ主人公が勝つじゃないですか。もちろん無双系というジャンルはあるし、そこに文句は言いませんが、しかしこの作品は勝利が薄味すぎるんですよ。
     例えば造花屋の店主に復讐したところ。無双してパッパと片付けましたけど、それ以外に何かありました? 感動とか、危機が訪れて状況が変わるとかは無かったですよね。戦って勝って終わりでそれ以上は何もない展開が多いように感じました。
     そういう肩透かしみたいなことが多くて、いつの間にか「これからどうなっちゃうんだ!?」っていうワクワク感が薄れてしまいました。
     これが例えば、力を振るうのに代償が要る設定だったら全然良かったと思うんですよ。代償っていうのは『寿命が縮まる』とかそんなストーリーに絡まなくてどうせ無視されるものじゃなく、ガチでストーリーの今後に影響が出そうな嫌なもので。
     あくまで一例ですけど。そういう設定になればタダじゃ終わらない一捻りある設定にもなるし、展開にはここで力を使うか使わないかっていう葛藤や、力を使って代償を払った後の「徐々に限界が来てる……」っていうタダじゃ終わらない感覚を与えることもできますよね。
     そういうのが足りなくて……今後も同じような展開になるんだろうなと思ってしまいました。
     そして細かいところですが、世界観の設定がよく分かりません。機人ってどれくらいの脅威で、皆はどれくらい恐れてて、どれくらい身近なものなのでしょうか。それが分からないから世界観に上手くのめり込めなかったです。
     というか、こういうのを説明するのってモブの役割なんですよ。説明というのは口でじゃなくて、態度や発言からにわかに感じさせるという意味で。
     ですけどこの作品、モブがモブすぎます。2話で機人を殺そうとした男性いましたけど、例えばもっと殺す必要がある背景や説得力のある説明を語ってもらえれば良かったと思います。
     あとですけど……これもう一回言っちゃいますけど、リーレニカの頑張ってる感は本当に好きでした! 頑張ったねって言って頭を撫でたいと思えるような主人公は貴重です! それだけに作品がものすごく惜しいと感じました。
     企画に参加して頂きありがとうございました! 感謝申し上げます!

    作者からの返信

    かなり読み進めていただきありがとうございます!
    たしかに主人公が最終的に勝つという結果は私もそうだなと唸ってしまいました←
    最強もの系統の魅せ方ってすごい大事なうえ、ただの最強では終わらせないというところ、腕の見せどころですね⚯˶
    他キャラのところは結構あっさり流してしまった点は私も気にかけていたところの一つでしたので、今回コメントをいただけて伸ばせるところが明確になったと思います!
    また、惹き込まれる要素はちゃんと感じていただけたようで頑張った甲斐がありました!
    今回の企画を通して、更に伸ばしていけるように精進します! 参加間もなくここまで丁寧に読み込んでいただけて感謝とともに大変勉強になりました!
    ありがとうございます!

  • イベントご参加いただきありがとうございます!
    ここまで楽しく拝読させていただいております!
    情景描写が丁寧で、キャラの心情も戦闘シーンもとてもわかりやすいですね!
    これからも応援しております!お互いに頑張りましょう!

    作者からの返信

    ここまで読んで頂きありがとうございます!
    序盤をスロー目にしていたので大変励みになりました!

  • 3話 機人への応援コメント

    とても面白いですね。機械とウイルス、話の展開が楽しみです

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    感染者(怪物)を根絶やしにする組織の諜報員が暗躍する本作ですが、序盤は心の希薄な環境に追いやられた主人公の葛藤から始まります。
    本格的な戦闘は三章から入りますので、気長に読み進めていただけると幸いです!

  • 3話 機人への応援コメント

    企画参加ありがとうございます!
    序盤から無駄な引き伸ばしが無い+主人公の考えと行動の矛盾が無い良作でした。
    表現技法も器用に個性的で無理もない、自然な使い方で読みやすかったです!主人公以外の登場人物も物語にしっかり介入できていて、よく考えられています。
    見直した方が良い箇所をあえて挙げるなら、

    【機人が構わずリーレニカの首元へ牙を立てようと、すぐ目の前でもがいている。全く獰猛どうもうな生き物だ。

    「コアを何とかしないと」

    「そのままで。動くな」

     低い男の声。どこからともなく現れ、リーレニカの虚を着く。
     リーレニカの集中状態――「白銀の世界」がヒビ割れ、脆く崩れ去る。】
    全体を通して読んだうえで、ここだけ展開が早すぎることが目立ちます。コアをどうにかしようとするリーレニカの心情をもう少し掘り下げたうえで、理解しやすいスピード感で読者の不意を突いて欲しいというぐらいです。

    (`・ω・´)b

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    確かに心理描写を省いているところですね……!
    展開を少し急いでいるところがありましたので、参考にさせていただきます!