第3話 開催日、会場決定
今回からは具体的に決定した事項を順番に書かせて頂きます。
即売会の開催に向けてまずは何をしなければいけないか?
いざやると決めてからは、色々なアイデアを浮かべてあれやこれやと想像していました。また、その時間は楽しい瞬間でもあります。
しかし、その夢や理想を現実にするにはまずは会場を決めなくてはなりません。
私の場合はなんの予備知識もない個人での開催なので、主にインターネットで調べて、良さそうな会場があればメールで問い合わせる――本当に便利な世の中になりました。
私のこだわりは……
○東京・神奈川の都市部百貨店(デパート)内のテナント。
○低層階で、同フロアに洋服売り場がある。
○一日単位でも借りれるテナント。
一番苦戦したのは、三つ目の一日単位でも借りれるテナントと言うこだわりでした。
デパートでもイベントなどの催し物会場は大抵が、屋上などの高層階でした。
例えば、皆さんに行きつけのデパートがあるとします。
思い起こしてみて下さい。
2階や3階の洋服売り場フロアと言うのは大抵固定された店舗があるのではないでしょうか?ましてやイベント会場はあまり見かけないのではないでしょうか?
更にその中で本を売っている所は皆無なのでは……。
浅い考えかも知れませんが、恋愛小説と洋服(婦人服)のマッチング……私は悪くないと思います。
まずは、え? こんな所で小説売ってるの? と驚愕してもらう所から始めたかったのです。それが興味と言う感情の第一歩だと考えています。
話はそれましたが、デパート内のイベントは○日〜○日まで! がほとんどです。
その証拠に、今回決定した百貨店の東京都内支店で一日単位で貸りれる所は一箇所だけでした。要は百貨店内でのイベントで一日だけ……ほとんどないと言う事です。
そして、なぜデパートなのか?
それはもちろん集客力と言う個人では限界がある部分を補う為です。
即売会と言うのは色々な楽しみがあると思いますが、私は今回主催者なのです。
楽しかった……だけでは駄目なのです。
そう考えた時に、一番重視したのは――
『一つでも多くの同人小説作品を世の中に送り込む』
要は一冊でも多く売らなければならないと考えています。
今回は委託形式の即売会ですので、なおさら売上を上げると言うのが、自作品を私のイベントに委託し、参加して頂ける作家様達への何よりの還元ではないでしょうか。
その為には、まずは人が集まる開催場所が必要だったのです。
と言う訳で開催地は新宿駅のとある百貨店の洋服売り場と同居する会場を確保しました。
まだ、正式な契約を交わしてないので名前を出す事は差し控えますが、皆さんもご存知の、知名度でも日本有数の百貨店である事はお約束させて頂きます。
そして、開催は3月1日、3月2日の二日間開催!
委託形式の文芸恋愛同人小説即売会です。
先日リモートで百貨店担当の方4名と私の計5名で、プレゼンの様な打ち合わせをしました。
なぜ開催したいのか?
そして、なぜ3月なのか?
どのくらいの売上を見込んでいるか?
参加の作家様のフォロワーさんの数から読み解く来場者数の推定数。
売り場の什器展開。
色々な質問に答えながら、会場であるデパート様にも安心して頂ける様に最善を尽くしお話しさせて頂きました。
リモート初めてで緊張しました。
そして一応、成功? して出店に関しては許可を頂きました。
私はその中で、例えお客様が来ず失敗に終わっても、他社さんに前例がない文芸同人小説の販売……しかも恋愛縛りの即売会を開催する事自体に異議がある――と言う話をし、それは共感して頂いたと思います。
そして次回はファンタジー作品限定……など回数を重ねて、いずれは高層フロアを貸し切り、総合の即売会にする……そのビジョンもお話しさせて頂きました。
もちろん、出店にあたり百貨店担当者様の全面バックアップもありますので、今後も宣伝や売り場展開に関しては相談しながら行っていきます。
続報はこの作品やXで告知させて頂きますが、次回はキービジュアルなど、用意しなければいけない物などを書かせて頂きます。
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