道の上で
「あぁ、もう訳がわかんねぇ。いきなり知らないところで変な事を言う女に力をやるとか言われて、呪われてないよな。まぁ悪いことは考えないでおこう」
ガタッガタガタッガタ
「そこの人〜、そこの人〜」
[ん、なんだ?誰か呼んでるのか?んん、ん?なんだよ今度はなんだよもう]
「どいて、どいてくださぁーーーい」
ドッンッ
「いってぇぇぇぇぇ、おいいきなり何すんだよ」
「何を言ってるんですか、私はどいてくださいって言ったじゃないですかもう、あなたが頑丈じゃなかったら今頃私は人殺しになってしまったよ!全くもう」
「て、お兄さん?お兄さん大丈夫ですか?」
あぁこの感じ…さっきの頭の…
「やぁ、君またあったね。僕の事は覚えてるかい?」
「て、さっきのくそ女ッ。」
「酷いじゃないか、せっかく力をあげたのにその呼び方は〜。僕だって乙女なんだから。あの女の子が君を心配しているよ、早めに戻ってあげなよ、かわいそうじゃないか全く。」
「もう訳がわかんねぇな、ちくしょう、戻るって言ったって俺には戻り方なんてわかんねぇぞ。」
「えーとね、頭の中でほわほわほわぁってすると戻れるよ」
「ほわほわほわ?まぁ、やる価値は…」
[この感じ…またさっきの……]
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