俺たちが歩ける道は一つだけ。それでも君と付き合いたい

湧谷 敦滋

第1話

 幼い頃から海に憧れそこで漁をする者たちに俺は成りたかった。その夢も後三年も経てば叶おうとしていた。高校卒業までの三年間、俺は彼女を作るつもりはなかった。


 だけど俺の隣には南条柚未なんじょうゆうみさんという彼女が一緒に歩いている。彼女の陽気な顔を見るだけで胸の中が癒やされる今は柚未さんさえいれば十分だと思えるほど彼女が愛おしい。


 だけど俺ら二人は知っている。このカップルの未来に待つトンネルの出口に光はなく塞がっていることを。俺はこの二ヶ月間、柚未さんとの関係で頭を悩ませたことに懐かしさを抱きつつ夏の道を彼女と下校する。



 校舎の窓から桜の木が見える。枝からはピンク色が徐々に消えつつあった。窓から入る日差しと蛍光灯によって廊下は必要以上の明るさに照らさている。


 高校に入学して三週間程度の時間が経過していた。特に部活にも入らず目立った目的もなく高校に通っている。就職先が事実上決まっているため、この三年間は高卒という経歴を手に入れるためのものでしかなかった。


 昼食を済ませた俺は一人で廊下を歩いていた。さっきまで外で日差しを浴び続けていたせいか眠気で体中が重たい。まさか今日に限ってクラスの友人が誰一人昼休みに予定があるとは思いもしなかった。一人で寂しく自教室で昼食を食べるものよかったが、気分転換にグラウンド近くのベンチで食した。結局一人には変わりはないが。


 自教室目指して進んでいると途中で他の生徒とすれ違う。その中に親しい人はおらずまだ友人らは自教室に帰っていないかもしれない。その場合、次の授業の準備でもして一人で虚しく過ごすか。


 そのまま歩いていると距離にして二十歩程前にある自教室が視界内に入った。自教室の扉の前には男子生徒と女子生徒が談笑していた。まだはっきりとした容姿までは掴めない。


 だけど男子生徒の方は昔からの付き合いで何度も見てきたため正体はすぐにわかった。あれはクラスメイトで友人の公文伸治こうぶんしんしだ。用事あると言って昼食を断られたが一体誰と話している。この位置からでは女子生徒が曖昧にしか見えない。もう少し距離を詰めよう。


 十歩ほど歩き、女子生徒の容姿が具体的に判明する。俺や公文よりも背が低い。髪は茶色で後ろ髪は首裏辺りで編み込んで一つにまとめられてある。解いたらロングヘアーと称されるほどの長さはあるだろう。


 だけどあんな生徒、クラスどころか一年でも心当たりがない。雰囲気が何と言うか上級生なのだ。そういえば公文からチェス部に入部したと報告されていたな。もしかしたらチェス部の部員なのかもしれない。


 そのまま歩き進めているとあと数歩程で公文たちとすれ違いそうになる。上級生と話しているなら声をかけたら邪魔になる。そのまま通り過ぎて教室に入ろう。


 そしてそこから更に数歩歩き、公文たちと俺は並ぶ。互いに脇腹が向き合っていた。脇から視線を感じた。視線の主はもちろん公文だろう。一言だけ声をかけようと歩みを止め体ごと公文の方を向く。


 案の定、公文が体ごとこちらを向いていた。俺は「よっ」と手短な挨拶をするつもりだった。だけど微かに目に映るもう一つの視線に気を取られて声が出ない。女子生徒が公文に釣られたのかこちらを見ているのだ。公文が話しているという女子生徒はどんな人なのか。俺は女子生徒を一瞥だけし、その後は公文に声をかけ教室に入るという計画を立て女子生徒を見下ろした。


 女子生徒の瞳が目に入る。その瞳は目を瞑っていても隙間から光が入り込み目を開かせる輝きを持つ真珠のようであり、そんな瞳に俺の視線は引き込まれていた。その瞳を見ているだけで沸騰するような感覚が体中を何周も駆け巡る。頭の中に至っては初対面の女子生徒のことだけで埋め尽くされていた。

 

 今自分が抱いている感情の正体を悟ったが将来のことを考慮するとそれを認めるわけにはいかない。けれど後数分は正面の女性を直視していたい。


豊原とよはらさん、もしかして南条先輩と知り合いですか?」

 

 俺を呼びかける公文の声が耳に入り、頭の中が落ち着きを取り戻す。咄嗟に公文の方に目をやる。公文の声がなければまだ女子生徒を見続けていたことだろう。


 今までの行動で二人には不審がられているはずだ。その根拠として公文は腕を組んで首を傾げている。とりあえず言い訳してでもはぐらかす必要がある。


「いや初対面だよ。もしかしたら見たことあるかなと思ったら違ってたわ」


「どっちにせよ見すぎですよ。僕、存在忘れられたかと思いました」


 公文の眉間に縦皺が数本を刻まれる。やはり怒っているのか。己の失態を恥じていると公文の口元が目に入る。その口元は怪しく僅かに綻んでいた。どうやら公文は俺をからっているようだ。それなら助かった。とりあえず愛想笑いでもして形式上だけも謝ろう。


「忘れてて悪い」


「また無視されそうで怖いですね」


 謝ったが公文の不機嫌そうな演技は続く。俺のことを知らぬ人がいるのに公文はこの状況をまだ引っ張る気なのか。現状に憂いていると南条先輩があまり真剣さを感じ取れない口調で公文を窘めてくれた。


「公文くんまあ許してあげな」


 声の調子から見て南条先輩も公文の行いを本気だとは感

じていないようだ。


「そんなに気にしてないので許します」


 わざとらしく悩んだような顔つきした公文を一瞬だけ目を窄め睨んだ。南条先輩に見惚れていた状態を終わらせてくれたことには感謝する。だけどその後にからかうのは二度と止めてほしいものだ。


 僅かな間に色々なことがあって頭の中身はふらついていた。この場を早く去りたい。視界内に映る公文と南条先輩が徐々に雨で濡れたガラス窓から見える景色のように見えてくる。体が本能的に座れる場所を求めている。瞼が下がり視界が狭まっていると南条先輩の瞳が急激にこちらに寄ってきて、心臓の鼓動が一気に速まる。


 意識がはっきりとし俺は目を見開いた。南条先輩が腰を前に折り俺を見据えているのだ。疲れていたのを見抜かれて心配させたのだろうか。俺は「すみません」と頭を下げると南条先輩は微笑んで息を吐くと「良かった」と呟いた。南条先輩は上半身を鉛直にすると公文に話しかけていた。


「公文くん、この人も一年生?」


「僕と同中で同じクラスの豊原文示とよはらぶんじっていいます」


 公文が俺を見ながら南条先輩に紹介する。自己紹介する流れだが脳に糸のようなものが絡みついて思考の大半が働かない。とりあえず頭だけ下げて「豊原です」と名乗っておく。声は平坦で内容もあっさりしすぎていた。頭を強引に動かせばろくな言葉が出そうにないので今は仕方がない。不器用な挨拶をしたので少しばかし南条先輩の反応が怖い。


 俺は恐る恐る南条先輩の瞳を伺う。その瞳からは俺を避けている印象は感じられなかった。少なくとも避けられていることはなさそうで一先ず安心してよさそうだ。南条先輩の顔が綻ぶと宇宙まで跳ねていきそうな声で俺に話しかけてきた。


「あたしは三年の南条柚未です。公文くんと同じチェス部です。いきなり見つめられてびっくりしたけどよろしくね」


 見詰めたことをやはり気にされていた。それにしても顔だけでなく声にも俺は魅了されてしまう。とりあえず気持ちを切り替えるべく息を呑み込む。すると少しだけだが冷静さを取り戻せた気がした。俺は挨拶を返すべく笑みを作ろうとする。だけど緊張しているのか表情筋があまり動かず、鏡を見ずともぎこちない笑顔が出来上がったのがわかった。


「よろしくです」


 俺はそう口にすると公文に「また後で」と言い残し教室の中へと逃げるように帰った。



 教室にかけられている時計を自席から一見する。時計はもうすぐ五限目が訪れることを知らせていた。だけど五限目の教材をロッカーのかばんから取り出す行動力は俺にはない。体の全エネルギーが南条先輩を想うことだけに注がれていた。俺は腕を机に敷くとその上に顔を伏せる。

 

 漁師になるまで恋はしない。それが中学三年の豊原文示が立てた自分との誓約だった。だけど高校に入学して初めての夏すら迎えていない段階で誓約は破棄された。


 この学校を卒業すれば俺は遠くに暮らす祖父のもとで漁師として働く。高校で彼女を作っても彼女が俺に付き添ってくれない限り遠距離恋愛は確定している。そもそも見ず知らずの街に付き添ってくれる女性は中々いないだろう。漁師への夢も最初は祖父は自分のもとで俺を働かせる気は一切なかった。それを小学生の頃から交渉して何とか許可を取った。


 だから彼女と一緒に居たいから漁師への夢を諦めることは許されない。もし祖父との約束を取り消せば、祖父どころか両親からも俺は見放される。


 俺は顔を起こし視界を閉ざした。そのまま項垂れて今回の一目惚れについては忘れようと決める。だけどその意思が非常に軽々しいものだとこの地点で薄っすらと理解していた。

 

 一目惚れの出会いから七回目の日が来た。南條先輩は一般的に考えれば友人の部活の先輩という繋がりが薄めだ。だから俺自身は二度と言葉を交わすことはないと勝手に決めつけていた。だと言うのに目の前にはボストンバッグを肩にかける南城先輩がいる。


「二限目以来だね。」


「俺らよく会いますね」


 下駄箱で南条先輩に声をかけられた俺の表情は自然と潤いに満ち溢れていた。初対面から何度目の邂逅だろうか。一度知り合ってしまえばすれ違うだけで挨拶する仲となっていた。昼休みに会えば数言程度は学校のことで会話もしている。廊下を歩いていたら無意識に南城先輩の姿を目で探すこともあった。


「あたし今から帰るところだけど豊原くんもそうなの?」

 

 南条先輩から下校の予定を聞かれるが生憎今日は一緒に帰る相手がいない。公文も用事があるとかで授業を終えた瞬間急いで学校を後にした。


「今日は公文も急いで帰ったので一人で帰ろうとしていたところです」


「一人なんだね」


 南条先輩はアパレルショップでどのアウターを買うか悩むような顔つきで小声で呟く。俺は南条先輩の周囲を見回す。辺りに南条先輩と共に帰宅するような人物は見当たらない。もしかして一人で帰るのか。その可能性が浮上したことでとある言葉が口から飛び出そうになっていた。


 その言葉を漏らさないように未熟な自制心で体内に抑え込もうとする。だけどその言葉はわがままで体内に戻る気はなさそうだ。。次第に自制心は解け、意を決して舌を振るう。


「南条先輩も一人で帰るんですか?」


 相手が先に同様の質問をしたため会話の流れ的におかしくない。だけど本題を切り出す前だと言うのに強烈な疲労感が頭の中を駆け巡った。  


「うん、今日はみんな都合が悪くて一人だよ」


 ご機嫌良さげな顔とともに期待していた回答が返ってきた。最初の壁は乗り越えた。それどころか相手の反応も良い。強い勇気が胸から湧いてきて俺を後押ししてくれる。勇気が冷めないうちに本題を言わなければ。


「良かったら一緒に帰りませんか」

 

 用件は伝えた。発声も鮮明で問題はなかったはずだ。後は返事を待つだけだ。それにしてもまるで告白をしたみたいな心境に至っている。実際はただ学校の先輩を下校に誘っただけなのだが。南条先輩の様子を伺う。表情は変わらず良好だ。南条先輩のバッグの持ち手が肩からずれていた。それを南条先輩はかけ直すと口を開いた。


「一緒に帰ろうか」


 その一言を聞いた瞬間、俺は体が脱力してしまい膝が少し曲がっていた。その後南条先輩と一緒に帰ったが好きな人との会話は盛り上がり、胸の燃え続ける気持ちは更に焚きつけられた。


 

「この前友達がボーリング行ってた話をしてくれてね。そのときにスコア表が映った写真見してもらったら、ストライク一杯取ってびっくりしちゃった」


「上手い人はストライク、バンバン取りますよね」


「あたしは下手だから思い通りにストライク取りたいな」


 羨ましそうに頬がピンポン玉のように膨らんだ柚未さんを俺は脇から微笑ましくは見ていた。ゴールデンウィークも終わって数週間、制服の袖もそろそろ短くなる時期が近づいていた。


 今日は晴天で水筒がなければ喉は自販機を求めていた。歩道を歩く俺と柚未さんの前には同じ学生服を着た生徒が何人も目に映る。皆前に進むごとに学校から離れていた。


「今度ボーリングの練習でもします? 他の友達と行ったときに自慢できるように」


 さりげなくボーリングに誘ってみたが隣に並ぶ柚未さんの眼差しは誘いに食いついていた。


「今年中に一度は皆に勝ちたいから一緒に行こう!」


 柚未さんは口元を綻ばすと何度も首を縦に振る。


「ならまた後で予定でも詰めましょう」


「そうだね。そういえば文示くんと行ったゲーセンも楽しかったね。カーレースのやつまたやりたいな」


 一週間前に二人で遊びに行ったゲーセンを柚未さんは懐かしんでいた。二人で初めて一緒に帰って以降柚未さんとは計画して時折帰る仲となっていた。この前も初めて二人で遊びに行った。好きな子との二人っきりの時間は緊張もしたけどより仲が深まった気がする。その証拠に互いの呼び方も姓から名へと変わっていた。



 柚未さんをボーリングに誘ってから数週間経った。今日は朝早く教室にたどり着いた俺は席につきホームルームを待っていた。俺はスマホが起動しトークアプリを開く。閲覧しているのは柚未さんとやり取りだ。昨日送っていた雑談の返信が先程戻ってきていた。俺は内容に迷うことなく片手でメッセージを打ち込んでいく。柚未さんとのメッセージの往復の一日五回は最低でもあった。  


 メッセージを送信すると画面を切る。心の中は完全に浮かれている。柚未さんとの仲は順調と言える。ゲーセンにボーリング、一緒に買い物もした。メッセージのやり取り以外にも電話だってする。恐らく俺の好意は向こうも察知しているだろう。何より柚未さんからも少なからず好意を寄せられていると思う。


 別に自惚れてはいない。あれだけ時間を共有すれば誰だって向けられている感情を推察ぐらいはできる。脳内では海の町で柚未さんと暮らす妄想を自然と広がっていく。漁を終え海から帰る。家で料理の支度を終えると食卓を挟んで二人で向き合いながら白米やら焼き魚を漁のことを笑みを携えて話す。理想の結婚生活に熱せられた心にあるピンク色のアイスが溶け出す。付き合う前からこんな妄想とは我ながら気持ち悪い。


「おはようございます、豊原さん」


 気がつけば公文が登校していた。俺は声に反応して公文を目で正確に認識する前に言葉を返した。


「よっ」


 公文の表情を目で捉えると俺は顔を歪めた。面白がるように俺を見下ろしているのだ。絶対真っ当ではないことを画策している。


「チェス部の先輩のことで聞きたいことがあるけどいいですかな?」


 公文の言うチェス部の先輩などあの人しかいない。その人との関係を勘づいているはずだがそれを遠回しに聞くとはあくどい。


「もしかして南条先輩のこと? あんまり話すことはないけどな」


 背もたれに体を預け公文の問いにとぼけて見せる。公文には柚未さんとの縁を作ってもらった借りがあるから教えてもいい。だけどそっちがふざけるような真似をするならこっちも対抗させてもらう。


「豊原さんはまだ『南条先輩』呼びなんだ。南条先輩は君のこと『文示くん』って親しげそうに言ってましたよ。僕なんか未だに名字で呼ばれてるのに」


 親しげに名前で読んでたら、誰でも関係性を疑うよな。それよりも他人に対して俺のことを親しげに言ってくれていた事実に体の温度が沸騰しそうだ。背中を背もたれから離すと俺は全てを白状する。


「最近良く遊んでるし、何なら好きだよ。柚未さんのことが」


 公文は笑みを浮かべながら「それはいいですね」と囃してくる。


「柚未さんは本当に素晴らしい人だよ」


 公文から視線を外し目を細めた。


「チェス部でも柚未さんは評判いいですからね。それにしても二人の関係なら豊原くんが今すぐに告白しても振られることはないでしょうね」


 公文の口から告白という単語が出たとき、俺は心は一瞬にしてやるせなくなった。そして考えもなしに葛藤を声にしていた。


「けど告白しても振られそうな気がする」


 これまでの時間が充実しすぎていて将来のことを忘れかけていた。公文は戸惑った口調で俺を励まそうとする。


「部活で『文示くん』の話をする南条先輩は豊原さんのことを好いている印象でしたよ」


 普段なら公文の感想を聞けば自分に自信が持てるだろう。けど今は絶望が大きすぎて何の足しにもならない。


「ほらさ、中学時代に将来の夢話しただろう。漁師になるって」


「それがどうかしました? 漁師になるのと恋って関係ない気がしますけど」


 公文の瞳には疑問で溢れかえっていた。俺の事情を知らなければ確かに恋と漁師の繋がりは見えにくい。


「高校卒業したら遠くに住む祖父のもとで漁業について学ぶんだ。だからこっちで彼女作ってもどうあがいても遠距離恋愛になるどころか、こっちに戻る見込むはない。この街に海はないからな」


 一通り説明したが話すにつれ声調は沈んでいた。


「うーん」


 公文は腑に落ちないような反応を取る。


「なにか引っかるのか?」


 公文の反応は意外だ。俺の話を聞けば誰だってこの恋は厳しいという見解を持つものだと思っている。けど公文はそれとは違っていた。


「確かに普通なら遠距離恋愛確定コースですが。まだ恋そのものを諦めるには早すぎませんか? 南条先輩に夢を語ってそれで反応が好ましくなければそのときは諦めればいいです。けれどそうじゃないなら告白してもいいと思います。付き合って仲が深まれば将来的には南条先輩も一緒に暮らすことだってあり得るはずですし」


 柚未さんにこの話は一度もしていない。公文の主張通り諦めるのは話して反応を見てからでも遅くはないのか。俺は天井を仰ぎ頭を限界まで回転させる。漁師の夢も捨てられないけど柚未さんとも付き合いたい。欲張りな望みに胸のうちで苦笑いしてしまう。だけど今は前向きに頑張ろうと決めた。俺は天井から公文に視線を戻す。頼りになる顔つきの公文と見合う。


「まだ諦めないようにするよ。励ましてくれてありがとな」


 意気込みと感謝を伝えると公文は安堵したように頷いた。


「影で応援してますから頑張ってください」

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