全てを失う悲劇の悪役による未来改変

近藤玲司

登場人物紹介〜ネタバレ注意〜


アクセル・アンドレ・レステンクール

この物語の主人公

全てを失った前世とアクセルを重ねて、好きになり、この小説の世界に転生した人物。

圧倒的な身体能力と彼だけの力虚無力を駆使して相手を圧倒する

また大切な人のためならどんなことにも躊躇しないと考えており、ときおり敵のような残虐性、卑怯さをも持ち合わせている。

ただ己の道を進む狂人バーサーカーである。




ソフィア・アンドレ・レステンクール

主人公アクセルの実の妹であり、レステンクール家に生まれた次女。

自分に対してのコンプレックスがあったり、様々な人へのドス黒い感情があったが、自分を肯定してくれたり、自分だけの力を目覚めさせてくれたアクセルに対して異常な恋心を持ち合わせている。それはヤンデレと言わせるほどで、アクセルが他の女性と関わっているとその女性を女狐と認識し、殺意を飛ばしてくるほど。今はまだその片鱗を見せてないが、果たして…。





マリア・アンドレ・レステンクール

主人公アクセルの実の姉であり、レステンクール家に生まれた長女。今は学園に通っており実家にはいないが、その評価は最高傑作と呼ばれるほど。また雰囲気とは違う豊富力を待ち、強さもトップクラスのことから生徒の中でも英雄ブリュンヒルデと呼ばれる程である。そんな彼女だが、アクセルの事を頻繁に見たり、妹のソフィアが抱きつくと、とんでもない殺気を放ったりしてアクセルに関してはそのクールさは失われる。

彼女の本性とは一体?






アルマン・アンドレ・レステンクール

主人公アクセルの実の兄でレステンクール家に生まれた長男。姉と同じく今は学園に通っており実家にはいないが、その並々ならぬ頭脳はまさに神童と呼ばれているほどである。

長男ということもあり、次期レステンクール家の当主になる予定でもある。

家族のことは人並みに大切にしている所あるがそれ以外は捨てる事ができる冷徹さ、よく言えば領主の才能も持ち合わせている。





マエル・アンドレ・レステンクール

主人公アクセルの実の父であり現在のレステンクール家の領主でもある。いつもは飄々としている態度をだが、その洞察力と観察力で様々な困難を乗り越えてきた領主の鏡。

また、本人も言ってたが、領主の前に1人の父親というかもあり、家族のことは何より大切にしており、アクセルが倒れた時は睡眠不足を起こすほど心配をしていた。






リアーヌ・アンドレ・レステンクール

主人公アクセルの実の母であり現在のレステンクール家の領主の妻でもある。領主の妻として違和感が無いほどの威圧感を持ってるが、家族の前では普通の母で、アクセルが目が覚めたらと聞いて抱きしめる程安堵をしていた。後に説明される混沌の魔女の子孫であり、王座の血を引いている。











カリナ

レステンクール家のメイドであり、最年少でありながら、優秀でそれはアクセルの専属メイドになれる程。登場回数は少ないが陰でレステンクール家を支えている人物である。



アレス

原作ヴァニティフィロスの主人公

まだ登場してはないが、アクセルとアレスこの二人が出会うとき、運命の歯車は動き出す....はず。



ラーナ・リンネル・メルトリア

ランディール王国第三皇女であり、ピンク色の髪のポニーテールをしている勝気のある人物。アクセル曰く、どうやらツンデレのらしく、それは自分の認めた相手にしか見せない姿らしい。ヴァニティフィロスのメインヒロインであり、アクセルの出会うことで運命がどう変わるかは分からない。




ルシア・ラングレー

白金色の髪のロングヘアーをしており、その神秘的な姿はまさに神の使徒と呼ばれている。人々から聖女と呼ばれ、その人柄は慈愛そのもの。ヴァニティフィロスのメインヒロインで彼女もまたアクセルと出会うことで運命がどのように変わるかは分からない。

ただ、どうやらアクセルのことは知っているようで……。



ローズ・ネファース・ミレイス

イメドリア王国の第一王女でラベンダー色の髪色を持っている人物。自分がしたことがない体験には目が離せなく、その様子には原作の仲間たちも振り回されるほど。ヴァニティフィロスのメインヒロインで彼女もまたアクセルと出会いどのような運命になるかは分からない。

ただ、ナーシャ経由でアクセルのことは知ってるようで……


モルク

マエル直属の騎士団ウィンドブルムに所属しており、ナンパが絶えない門番騎士である。しかしその強さは未知数で、もしかしたら………。




ジークリンデ・オルバドス

マエル直属の騎士団ウィンドブルムの団長であり、その強さは世界でも有数の実力者に認められるほどであり、元々はお偉い所のお嬢様だったが、マエルに一目惚れして、追いかけて騎士に入った。だが、その恋は今では諦めており今では忠誠を誓ってマエルとその家族のために日々訓練や努力をしている

また、マリアとはいつも喧嘩をしており、ライバルのような犬猿のような仲である

 





レイス

マエル直属の騎士ウィンドブルムに直属しており、その強さはジークリンデに認められる程。アクセルと出会う前は少しだらけてはいたが、アクセルと戦う事で自分の弱さを知り、再びゼロから修行を続けている。








ローレンス・アンドレ・ライファス

通称、混沌の魔女と呼ばれておりその噂話だけでも命が奪われてしまうという逸話もある。噂では人類が生み出した人外とも呼ばれてあるが、その正体はライファス聖王国王女その本人でもあり、王族の血を引いてる。だが、そのライファス聖王国は滅んでいる。独りになってしまうという怖さからか、ずっと自分のことを信じてくれる人を待ち続けた結果、アクセルという信じてくれる人が見つかった。





ユニーレ・アンドレ・ライファス

ローレンスの中に存在し、彼女が混沌の魔女と呼ばれた要因になったもう一人の「ローレンス」。その強さは原作でも絶大でおそらく彼女に1対1で勝てる可能性の人物はアクセルぐらいだろう。ただ混沌の世界を生み出すためだけに存在しており、それ以外はどうでもよくアクセル出会うまで一度たりとも変化を見せたことはない。

だが、先程述べたアクセルと出会ったことで変化が生まれ、1000年以上経ってもなかった感情を自覚させてくれたこともあり、彼に異常なほどの好意を持っている。

またユニ―レという名前をもらったときは何度も自分の名前を呼ぶなど、そこには混沌の魔女と思えない姿を見せた。






ナーシャ・カロナイラ

原作、ヴァニティファロスのメインヒロインの1人で王都にある侯爵家の娘の1人。

肩までかかるそのラピスラズリのような深い青色を帯びた髪は深淵の海を彷彿させる。

切れ目でも垂れ目でもない中庸でおおらかな目は人々に安心感と親近感を湧かせるもので、また彼女がお淑やかさと元気っぽさを持ち合わせていることで市民の彼女の人気は凄まじいことになっている。

彼女との出会いで運命がどのように変わるのかはまだ分からないが、男の人で家族以外で落ち着いて話せることができるのはどうやらアクセルだけらしい




バレロナ・カロナイラ

ナーシャの父であり、今代の侯爵家カロナイラの当主である。

特徴的なのはその神聖なる頭部であり、そこから放たれる光は何者も引き寄せない不思議な魅力がある…簡単に言えばハゲである。

また今の王、オルデリング・ネファース・ミレイスとはどうやら仲が良く、その信頼関係は深いもので貴族のリーダーを務めるほどだ。




シレイ・カロナイラ

ナーシャの母であり、バレロナの妻である

淡い青色の髪をしている特徴的な人物で

若い頃は言い寄られたと思わせるほど不思議な魅力を出している。

マリアと並んでもその魅力を醸し出せる時点で只者ではないと言える




セミカ・イべルアート

マリアと似た珍しい黒髪ロングの女性で彼女の同級生。

マリアは彼女のことが苦手なようで、曰く得体のしれない者とのこと。

心の内はマリアに相当恨みや嫉妬といった物を抱いてるようで、その過程からある者と手を組んでいる。そして毒殺に成功していることから、アクセルからは要注意人物として認識している。



ディミトリ・イベルアート

イベルアート家の当主。その漂う雰囲気は誰もが暖かく感じるほどの優しい人物であるが、他の人物から利用されたり、騙されたりするのはもはや日常茶飯事である。




ゼノロア・ペレク

男爵家でその身にまとったシルクの服が、彼の肥満した体型をさらに強調していた。その髪は灰色に染まり、顔には金貨とワインの多い生活のしわが刻まれておりそして彼の貴族的な風格は、彼が誇りを持って伝える血統を証明するようなものだった。

故に他の男爵家のことは見下しており、特にアクセルの父マエルのことはリア―ヌの件もあり気に入らず、なにかとちょっかいをかけてくる。これだけならまだマシな部類だろう。だが、裏では、経費の横領、奴隷契約、禁止にされている魔法薬の持ち込みなどこの国としてはあってはならない所業を平気でしているもはや救いようもない貴族だ。

アクセルの宿敵であり、彼が最も嫌いな人物の一人


レド・ペレク

父同様に特徴的な腹をしており、子供ながらその腹は父のゼノロアと並んでも負けないほどで、その髪も父同様の灰色に染まっており、その短い髪そこそ彼らの象徴と言ってもいいだろう。彼もまた、貴族としても誇りを持っているのか他の貴族を見下している。

市民であれば、ゴミという認識を持っているのか、自分の領の者なら平気でいたぶったり、ひどい時は屋敷に連れて行っては、身体を傷つけたり、ストレス発散として弄んだりと父同様のクソ野郎である。

また無類の女好きでもあり、ソフィアやマリア、ナーシャ全員に嫁になれとアクセルが頭を抱える程の事を言っている



バルタザール

カロナイラ家直属の執事であり、その優秀さからバレロナからは大きく信頼を置いている。またアクセル曰く、油断ならない相手らしく、どうやら只者ではないらしい。



レイドール

人間と似て非なる異形の姿をしている魔族。魔法薬で実力が格段と下がっているが、そのジークを上回る強さを持っている。

また、ペレク家の人間とは手を組んでおり、その理由はマリアとジークと戦いからというまさに戦闘狂である。



ラゴイスタ

レイドールとは対照的な筋肉質な体型に、赤色の肌が目立つその異形な姿の魔族。額にはツノが二本生えており、ぎらっと光る鋭い目つき。翼は彼を象徴するような紅色の巨大な翼がある。

レイドールとは何かと似ていることがあるのかよく一緒に行動している。

そして、生粋の戦闘狂であり、ジークを奪われて内心とても悔しがっていた場面も見られ、ある意味人間性を持っている。

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