第20話 アドバイス

今は、鍛冶屋に着いた

中に入ったが人がいなかったので

「すみませーん防具の修理をお願いしたいんですが」

そう言うと、奥から人が出できて

「うん?坊主か、にしても何と戦ってきたんだ結構強い奴と戦っただろ」

「シルバーカウと盗賊のリーダーを倒しました」

「ほう、シルバーカウと盗賊のリーダーかシルバーカウは、わかるが盗賊のリーダーは、どれくらい強かったんだ」

「シルバーカウを一人で倒せるぐらいには強いですよ」

「そうか、で防具の修理か?」

「はい、お願いで来ますか」

「修理できるにはできるが他のにしたほうがいいぞ」

「そこまでですか?まだ使えるとおもんですが?」

「いや、これ自体はそこまで修理しなくても大丈夫なんだがお前さんが使うにはちょっとばかし力不足なんだよ」

「なら、新しいのを買ったほうがいいですか?」

「金があるんなら、新しいの買うのがいいだろう」


う~ん盗賊団を潰したからお金は、大量にあるからいいんだけどまだ使えるのに買い替えるのもな


「なんだ、迷ってんのか?」

「はい、お金はあるんですがまだ使えるのに買い替えるのももったいない気がして」

「そうか、なら儂からのアドバイスだ人は油断すればすぐに死ぬ、試人でも大切な時に死んでしまえば守れないぞ?」


確かに護衛クエストとかでは復活禁止だし、普段から死なないようにしないとその時に油断してやられる可能性もあるかもしれないな


「アドバイスありがとうございます、今の、僕にあった装備を教えてくれませんか?」

「あぁ、構わんちょっと待ってろ」


そういい、奥の部屋に行った

部屋から出てくるとその手には、白い和服があった


「これは、有る奴と共同で作ったものだ鑑定してみろ」


そう言われ鑑定すると


『ミスリルの和服一式』


装備時に全ステータスが20ずつ上昇する

魔力消費を0.8倍にする

魔法の威力を1.5バイにする

刀を使う時、攻撃力が40上がる




やばいくない、全ステータス上がるだけでも凄いのに刀の攻撃力が40上がるのはぶっ壊れたと思う


「これ、なんゴールドですか」


これほどの武器だ余程高いだろう武器とか売れば足りるだろうか?


「いらん」 「えっ?」

「だから要らんと言ってるんだ!」

「いえ流石にこんな強い防具はただでは貰えませんよ」

「それは、使う奴がいねぇんだよ本来なら処分するはずだったからいいんだよ」


本来なら無理やりでもお金を払うべきなんだか

何故かこれ以上は何かを言ってはいけない気がした


「わかりました、次はちゃんと払わさせくださいね」


そう言うと彼は


「あぁそれでいい」

そういい奥の部屋に行ってしまった僕も鍛冶屋から出た



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奥の部屋に行き近くにある写真立てを取った


「なんでだろうな、何故かあいつはお前に似てる気がするよドレット」


そう言う彼の顔は悲しみに満ちた顔だった




























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