8 天然人類絶滅
ロボット人類は不老不死だ。不老どころか、ロボットの脳は衰えない。常に機械学習し進歩を続ける。個体自身が常に進化しているのだから、個体の死によって種全体の進化を促す必要もない。食事も不要。植物の様に光と水だけで生きる。
ロボット社会に子供は居ない。ロボット社会維持に子供は不要であるし、ヒトがやむなく行っていた出産、育児、教育の繰り返しは、非効率であり、賢いロボット人類たちはそういうシステムはもちろん排除した。結果、マイノリティーの人間たちは、健全であっても遅れた無意味な動物と捉えられ、保護もされず、自然に絶滅していった。
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