5 ロボット人権法案可決
福祉党支持者は本来認知症患者なのだが、その実態は疲れを知らない高性能介護ロボットたちだった。自然党支持者からは、一人あたりの介護ロボット数軽減案や、そもそも保険適用をはずすという案が出たが、数の力では福祉党支持者に歯が立たない。社会は実質的に介護ロボットという名の高性能ロボットたちが動かす世界となっていった。
ロボット人権法案が可決され、そしてロボットに参政権が認められたのは当然の成り行きであった。
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