スランプで小説が書けない人を、落ちこぼれ素人作家が元気づけます
小森シオ
第1話 読まれなくて元気出ない人へ。
これ読もうと思ったそこのあなた。もしかして読まれなくて落ち込んでるんか?
その気持ちわかるよ。この俺もそうだったからね。
小森シオとして前に活動してた時はさ。俺も毎日読まれなくて嘆いてばかりでした。
でもさ? そもそも貴方はなんで小説を書いたの?
書籍化して、コミカライズ化して、アニメ化したかったからか?
もしくは読むのが好きとか、なんかすごいラノベや小説や漫画に影響されたからとか?
俺の場合はソードアートオンラインと、ドラゴンボールって作品が好きで小説を書き始めたんや。
みんなも大好きやろ? 俺も黒い服の剣士や人参の戦士に憧れてたクチやねん。
貴方もきっとそういう作品があったから小説書こうと思ったんやろ?
そりゃなろう小説なんて俺でも書けるなんて自惚れもあったやろうな。
でも結果は読まれないってわけや。それで貴方は読まれなくていじけてるんやろ?
それで、やる気の出ない貴方に一言だけ忠告しといてやるわ。
今、君は楽しいのか? 今、読まれなくて書くの辛くなって無理してないか?
なら、必死になっていった無理した先の貴方の未来がどうなってんのか、この俺が教えたるわ。
闇堕ちして、メンタルが崩壊して、堕落してる。
貴方は書くことに絶望しきって闇に飲まれて、SNSで愚痴ってることやろうな。
そんな哀れな未来嫌やんな? だって俺がそうだったからね。
だからな? 一度闇堕ちして失敗したこの俺が、貴方に最高のアドバイスをさせていただくわ。
まずはゆっくり休もうや。たくさん食べて、よく寝て、息抜きして、二次元の男女やら、現実の男女やら、ゲームやら動画見たりして遊ぼうぜ?
もっと今の自分を大切にしてやれや。貴方は偉いよ。だってほんの少しでも小説を書く勇気を持ってネットに作品投稿したんやろ? それってすごいことやで? 普通は怖くてでけへんからな?
もし短編やら長編やらを何作も完結して投稿したり、新人賞に応募したりしてたなら、あんたはもう天才や。凡人にはその壁を飛び越えることなんてできんよ。凄いんよ。貴方は凄い人や!
だからさ? これだけ頑張ったんやから。一度くらい自分を甘やかしてリフレッシュしたって罰は当たらんと俺は思うな。
ただな? 垢消すのだけはやめとけよ? 俺も何度もやる気失くして垢消して逃亡してんねや。
そうするとな? 貴方の頑張りがどこにも残らないんよ。絶対にもう二度と書きたくないって思ったとしても垢だけは消さないほうがいい。もう二度と書きたくないなら作品を消すほうがまだマシや。それは俺と約束してくれ。俺も貴方に約束するからな。
実はちょっとラノベの親友っぽく書こうと一度投稿したんやけど、なんか逆にヤンキーみたいで反感持たれそうやから書き直してるんよなw
アホやろ? www。まあ。こんなアホな痛いおっさんやけど、それでも今は楽しくやっとんのよな。
まあ。こんな偉そうなこと書いてますけど、俺もあんま読まれてないんですよね。
でも俺は自分が頑張ったことや、必死になったこと、読まれなくて後悔したことも俺の人生において必要なことやったって思ってる。
だってそれまでは何の努力もしたこともない。ゲームくらいしか頑張ったことがないただのニートやったんやからな。
それでも今は立派な物書きになることができたし。個人出版で本も出したんよ。まあ。アマチュアやけどなw。
でもアマチュアだってええやん。貴方が作品を投稿して勇気を出したことを笑うやつなんてクソやで。
どんなに駄作で叩かれても、SNSで醜く愚痴っても、貴方が頑張ったことは本当にすごいことなんよ。
たとえ世界中の誰が認めてくれなくても俺が貴方をみとめてやるわ。
君は偉い。凡人を超えた天才や。だから胸を張って、一度リフレッシュしてまた書こうぜ?
きっと貴方の作品を待ってる人はおるはずや。たとえ誰も読者がいなくてもいいやんか。何にもしてないやつより、ほんのちょっと頑張っても、めちゃ頑張っても、等しく君らは最高や!
だからさ? 一度休んでまた頑張ろう? それでダメならまた休んでまた頑張ろうよ。
貴方は努力したから偉いんじゃない。勇気を出して行動したから偉いんや。
だから俺から言えることは、貴方がダメなわけじゃないってこと。貴方の作品がたまたま読者に読まれなかっただけなんよ。
貴方の才能がないわけじゃない。読んでくれる人の好みに合わなかったただそれだけなんよな。
だからさ。もっと創作を楽しもうぜ。別に努力なんてしなくてもいいやんか。楽しければさぁ。
どんどん書いて、どんどん好きなもん読んだり見たり聞いたりしてりゃ、きっといつか読者の琴線に触れる作品が書けるようになるって!
まあ。それができてない俺が言っても説得力ないかもやけどさ……w。
でもさ。俺は信じてるで。貴方が楽しく小説を書いてキラキラ輝いている姿を。
逆に疑っているで。貴方が落ちぶれて筆を折るのをな。
貴方は誰かを楽しませようとしたエンターテイナーや。もしくは自分の力を試そうとしたチャレンジャーや。
そんなのただの凡人にはでけへんからな? だからもっと自分の力を信じてやれ。才能を、度胸を、積み重ねてきた頑張りを、もっともっともっと信じてやれ!
俺が君を認めてやるわ。君は天才や。君がナンバーワンや。だから自分の力を信じて一度休んでからまた突っ走ってやろうぜ!
俺は貴方がいつか名作を書くことを期待してるよ。貴方ならやれる。貴方ならできる。なんかどっかのテニスコーチみたいになってるよなw。
まあ。根性論を押しつける気はないよ。所詮ただのアホなニート作家の戯言やと思ってくれ。それでもな? 一度でも作品を書いた貴方は偉いってことを言いたいだけなんよ。
だからさ。また休んだらさ、また楽しく書こうぜ!
俺も自作品の執筆頑張るからさ!
みんなで全力で、たまには息抜きしつつ、マイペースに創作ライフを楽しみましょう!
なんかいい感じに纏まったし、そんじゃこのへんでお暇するわ。またな。バイバイ!
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