ダイスゲーム、ダイスタワーとダイストレイ

ぼくはダイスゲームが大好きだ。

ズルをしないように心がけるようになってから、運命の女神とのバトルを正面から楽しめるようになった気がする。

ライナー・クニツィア氏の『ダイスゲーム百科』がぼくのバイブルといってもいい。

ダイスが多くても5つありさえすれば、140、いやそれ以上のゲームを遊べるのである。巷にあふれているダイスをつかったボドゲを含めると物凄い数字になのは間違いない。


さて、諸君はサイコロをどう振っているだろうか。テーブルの上にそのままか、ケースのようなものに入れるか、手で囲いを作って入れるか。


ダイスタワーとダイストレイという、この「ダイスを振る」というアクションをよりワクワクさせてくれる便利なグッズがある。


ダイスタワーとは、文字通りサイコロの塔。上からダイスを投げ入れると、ランダマイズされて下から出てくるのだ。出口が四方を塞がれているので、ダイスが飛び散る心配がない。ただ、その出口付近の庭(どう表現したものか)は狭くて深く、のぞき込むようにして見ないと出目が見えづらいことも多々あり、頻繁にダイスを振りなおすゲームの場合は若干面倒であろう(ダイスを振った後、しばらく長考する必要のあるゲームなら問題ないかもしれない)。ぼくが使っているのは、TASMAS さんより発売されている『バンブー ダイスタワー』(購入当時1980円)だ。


ダイストレイはワクワクするという具合こそダイスタワーに比べると少し減るかもしれないが、特別なトレイの中にダイスを振り入れるというスリルは味わえる。この独特のロール(振る)感覚はダイスタワーでは味わえないのだ。加えて、一部のダイストレイは平たくして持ち運べるようになっている。こちらも、各社様々な素材や形で発売しているので、ぜひチェックしてみてほしい。ちなみに筆者であるぼくは、100均の小物トレイ(四隅を閉じるタイプ。中央が凹み安定しない)から、900円ほどで買った HUAZONTOM さん発売のトレイに乗り換え、3個はもちろん5個にいたるまで、抜群の視認性およびロールフィーリングを満喫させていただいている。

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