第2話

「そしてお前たちには、国中の魔導士が神に誓って加護を受け取った空の神の加護により、兄弟や腕の立つ、暗黒魔法使いか神聖魔法使いしか攻撃を当てることができない。本題はここからだ、お前たちは、私とは違い聖書原典の預言書の通り、魔王と呼ばれる存在を倒すまで、あちらの世界に行っててもらう。私は文書どうり、こちらの世界での仕事のみに専念する。怜よ、安心しろ臣下は景の知り合いであるし、事情も理解している」

  父は話しながら抜刀術で魔王の一升瓶を真ん中で切り裂いた。

 魔王、そして魔王を討伐するのは王子である俺だ、聖書通りに進んでいるのなら、断ってもなにか起きて本来のルートにもどるだろうから、行くというしかないのだろう。

「父さん、わかりました。使命を全うしたいと思います」

「そうか、準備はいらぬ。景とともに、別荘、いや大昔の屋敷跡の地下にある転移点からあちらの世界に送るがいますぐでいいか?」

「ええ、父さん、もちろんいますぐ向かいますとも」

「では、景、怜よ付いてこい」

  そして、プライベートジェットで中国地方でもっとも磁気が強い場所にある数100年前の屋敷についた。また、俺の知らない秘密が出てきたよと思いながらも、父に続き屋敷の地下に入り、魔法陣を見つけた。

「景、怜行ってこい」 

「「はい、お父様」」

 俺は驚いた、一寸のズレもなくハモったこともだが、一番は景が口を開いたことに驚いたのだ。とか考えていると、父さんは転移を発動させた。

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