知人の初デートは?

崔 梨遙(再)

1話完結:235文字

 若かりし頃。



 知人から頼まれた。


「好きな女の娘(こ)との初デート、崔君も一緒に来てくれや」

「なんで? 2人きりの方がええやろ?」

「盛り上げてほしいねん」

「僕1人だけ、寂しいやんか。ほな、中川(男)も呼ぶで」

「ええよ」


 デートコースは僕等の地元から。そして大きな繁華街に向かって歩いていると、オッサンが道端でう〇こをしていた。僕はオッサンと目が合った。僕等は、それを見て不思議な雰囲気に包まれた。


“初デートがオッサンのう〇こって、スゴイ!”と思った。



 僕は、笑いが止まらなかった。







  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

知人の初デートは? 崔 梨遙(再) @sairiyousai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る