死んでもいえない

@k0905f0905

第1話

「ミハル、なにしてるの、いくわよ」

再起ミハルの友人、西嶋まどかが

駅前のコンビニでサンドウィッチを

買おうとしていたミハルを

急かした。

「ほら、もう電車出ちゃう。ミハル」

「わかった。待って、野菜サンド

もう残り一つなの」

ミハルが棚のサンドイッチに手を伸ばした。

「あっ」

そのとき在庫整理していた店員と手が触れあった。

「すっすいません、盗むつもりじゃなかったんです」

「クスッ」

店員が微笑んだ。ミハルは一発で

ハートを盗まれてしまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る