脚本ふうに書いてみました…!(内容かなり薄いです!!)
@rabbit090
第1話
広い風景が広がっている。
荒れ果てていて、タンブルウィード(回転草、西部劇っぽいの)が転がっている感じ…?
M(男)「僕が、建てるのか…。」
L(女)「だって、こんな空き地で何ができるのよ。」
M「分かってるけど、荷が重い。」
L「いいから、お願い。」
男女二人が、言い合っている。カップというより、家族。だけど若い男女二人組。
N(ナレーション)「そもそも、この町がなくなってしまったのは、こいつらのせいだった。こいつらが、ぶっ壊したのだ。この町の、経済も、生活も、全て。」
(回想)
社長「お前らのせいで、こうなったんだからな。」
M&L「すみません、どうか撤回してください。」
社長「できるかあ!」
N「社長の言い分はもっともだった。MとLは、町でも有名な粗暴ものだった。未成年の時から酒を飲んでいたし、周りの人間に暴力をふるうような、そんな奴らだった。そして、町の居酒屋で、この町の産業(唯一)である工場の社長である彼を相手に、しょうもない喧嘩を吹っかけた。本当にくだらなくて、なんか、酒が臭いとかそんなの、お前らもだろって感じなのに。でも、社長は怒り、ただでさえギリギリの生命線でつないでいた町の産業がなくなることになった。」
町人「お前らのせいで、いい加減にしろよ!!」
N「MとLは、結局仕事を失った住人と引き換えに、この町に残ることになってしまった。工場の解体とともに、町の住人も外へ行ってしまったから、ここは寒風吹きすさぶ、何もない町と化してしまったのだ。」
また、冒頭の場所。
しかし、位置が変わって、町の、工場があった場所に移動している。
M「こんな、汚染地に住むのか?」
L「だから、何?」
M「俺と一緒に外へ行こうぜ。」
L「ダメ、私はここ以外に行きたくないの。」
M「なんでだよ、言えよ。」
L「言わない。」
M「はあ…。」
二人は、何もない場所で、体育座りをしながらうずくまっている。
M(ナレーション)「もちろん、分かっている。Lが外へ行きたくない理由など、明白だ。あいつは、出戻って来たんだ。病気になって、だからこの町にいるしかなくて、それでここにいる。外に行くと、また、ボロボロになる、という予感があるのだろう。」
L「あんたは…?一人で行けば、もう。」
M「あのさ、だったら先に言ってるよ。」
L「そう…。」
M(ナレーション)「多分、俺は腐れ縁のこいつと、縁を切ることはできない。Lが理解してるのかどうかわからないけれど、俺はこの、何もない町で生きて行こうと思っている。」
カメラが空を映して、瞬時に幕切れ。
End.
脚本ふうに書いてみました…!(内容かなり薄いです!!) @rabbit090
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