第17話

森に向かった…我々一行…

「ガアァァァァァァ!」

「ど、ドラゴンだと!?……俺たち勝てるのか…いや勝てる勝てないじゃない……やるしか無いんだ………行くぞぉぉ…トカゲ野郎!!」

「グアァァァァァァァァ!!………」


やつは、尻尾を叩きつけで……俺達を押しつぶそうとして来た。


が…何とか…ギリギリで避けることができたが…。

「ギャオォォォ!」

今度は爪での…連続攻撃を繰り出してきやがった。

「もう…いや…いい加減にしなさいよ…コノ…クソトカゲ!」

「ほんとにそれね!……」


グアアアア……ガァァァァァ!

 

ヒュン………ドカッ……………


「行くよ……はぁぁぁ!カッ!『横…一文字』……ふぅ…」


と言うと……奴…もといトカゲ野郎の硬い鱗をも…ヨコに切り裂いたのだった。


剣を鞘に戻し……。



「……やったわね…流石は――――――ねやるじゃない!」

「やりました。もう駄目かと…思ってヒヤヒヤしましたよぅ〜」

「やったぁ〜!勝ったぁ〜〜」


自分は…ドラゴンの死体を解体していた。


「…内臓もダメか…何もかも大体がダメになってる!………ヤリ過ぎたかもなコレ…仕方ない…コイツの角でも持ってくか…はぁ」…


よっと…『ウィンドカッター』を唱え…つのを切り落とし…。みんなのもとに戻っていった。


★★★

どうだった…売れる部位があった?…

「……………。」

「どうしたの……はっ…ま…まさか!?」


「ス…すみませんでしたぁ〜………ちょっと強すぎたみたい…で……角しか取れなかったデス!」


「ど…どうするのよ!…だから言ったじゃない…あんなに買うなって……はぁ〜( ´Д`)=3このバカ!………とりあえずあれを使うのは禁止ね…分かった?」

「………はい…」



「ほんとですね。」

「まったくね。」


その瞬間怒りの矛先が…自分から…二人へと変わった。

「あ…なた達にも言っているのが…分からないのかしら〜?」


「「「ヒッ!?」」」

それを見た瞬間…三人は二度と「怒らせないようにしよう」と…思うのであった。

★★★★★



『ありゃどうやら……派手にやりすぎて怒られてしまったようだね!………それにしたって…怒り過ぎじゃないかな…皆どう思う?』


『あぁ…怒られて…可哀想な我が子よ……母が今助けに行くぞ!待っておれ……』

『待たんか…このアホタレ!…心配なのは分かるが……そう安々と我ら神が地上に行けるとでも思っているのか……(えぇい…こんなものが無かったら…助けに行けたものを……)……』


『わかっておるわ!……まったく(自分だって本心では助けに行きたい…と思っているに違いないはずじゃ!)』


『あはは…やはり人間界は…大変そうだねぇ』


『まったく…貴方方ときたら…神をなんだと思っているのか!…『あ、また………が叩かれた!痛そう…。』なに?…わたしの愛し子を叩くなんて…………あの人間許せませんね……』

 

『まったくじゃ…気にいらんの!…』

『はぁ( ´Д`)=3…まったくお前達ときたら…だが…さんせいだ!ヤッちまうか』

『あはは……レイス……守る』


『ちょっと待てー!ダメだよ!そんなことしちゃあ。そんなことしたら…レイスが悲しんじゃうよ…それでもいいの?』


そう…創造神が言うと……神たちは…一斉に静かになった…。

『うむ…レイスを悲しませる訳にはいかん…この事は無かったことじゃ』

『そうだな…うんうん…』

『…レイス…泣かす…ダメ絶対!』

『えぇ…そうですね…不本意ですが…やはりやめましょう…』


『………………。』




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